9日(金曜日)に提出したヒストリーのペーパー。先週返却予定だったのだが、返却されなかった。しかし今週末にまたペーパーの締め切りがあるため(コメントなどを参考にしたいので)、教授に先週どうなっているかを聞いてみた。すると採点途中のペーパー自体を見せてくれた。はは、見事なほど赤ペンチェックだらけ…。教授はちょうど私のペーパーに取り掛かったばかりだったようで、1ページだけいろいろとコメントが書かれていた。
赤ペンチェックがやけについていたのは、冠詞。相当抜けていたらしい。スペイン語と英語を混ぜて書いた部分にも赤ペンチェックが…。こちらは前置詞がおかしかったらしい。そしてもっとはっきりと書くことというようなコメントがあったので、「どこまで細かく書いていいのかがよく分からない。もしもう少し期間があるのなら、ネイティブの人にチェックしてもらうなりできるのだけれど…。」と言ったところ、教授は「いや、これはアメリカ人にも言えることで、彼らもヒストリーのペーパーを書くことに慣れていなくて説明が足りないのよ。」と言われた。そう言われてみれば確かに他のヒストリーのペーパーでも、ここをもっと説明するように、と相当TAに言われたことがある。そのときにそこまで書かないといけないのかと思ったのだった。
金曜日の時点ではまだ採点が終わっていなかったので、月曜日にメールをするようにと言われていた。そして月曜日の夜、教授から返事が来た。ペーパーの結果は、何とBマイナス。がーん…、これって私の今までのペーパーでの最低点。ペーパーでBマイナスをもらってしまうなんて、かなりショックを受けた。確かにねぇ、提出する日の朝に書き上げたものだが、それにしてもひどすぎる成績…。先々週はテスト勉強で忙しかったので、ペーパーは最後の2日で仕上げたもので。
ふと見ると教授からさらにコメントが。ペーパーをどう書いたらいいかというアドバイスに加えて、ネイティブチェックが必要なら1週間提出を延ばしても構わない、というありがたいお言葉が。なので早速来週Writing Centerのtutorに予約を入れた。教授曰く、一般的な学生でも説明が足りないと言うことだったが、私は以前アフリカ文学を取ったときも「もっときちんと説明しなさい。」というコメントをいつも頂戴していたのだった。ペーパーで何かについて触れるとき、意見を述べるとき、未だにどこまで細かく書けばいいのかという感覚が実は身についていないのだ。
なので何はともあれ明日返却されるペーパーを受け取ってから、新しいペーパー書きを始めることにした。教授からのメールには、「授業であなたが見せているエネルギーを考えると、私はあなたのペーパーがtremendouslyに改善する余地があると思う。」と書かれていた。はぁ、tremendouslyですか…。確かにこのペーパーを書く前には、大分本で泣いた上に、わざわざメールでも教授にこの本を読んでの感想を送っていたのだった。しかも私は教授のオフィスアワーには毎週お邪魔するほど熱心だったりもする。
しかしその頃の2週間はちょうどmidterm試験3つと重なり、じっくりとペーパーを書く余裕がなかったのだ。その結果、直前に書くことになり、そしてBマイナス。ま、そう考えると仕方がない結果だな。それでもショックは癒されないが。
今度のペーパーはじっくりと時間をかけて書こうと思う。私のペーパーでの英語の表現力のなさをカバーしているのは、それを読んで面白いと思わせるように書こう、説得させるように書こう、と相当時間をかけて構成を練っていることだと自分では思う。なので今までのペーパーのほとんどは、ネイティブチェックなしでもAだった。(Bも2度ほどはあったはず。)確かにあまり構成を考えずに書いた私のペーパーは、表現力も稚拙だろうし読んでもつまらない三流品だろうな、とは自分でも思う。
ということで反省し、今からペーパーについていろいろと考えてみる。