今取っているIntermediate algebra とGeometry。最近気付いたことがある。それは、どちらも新しい章へ入るときは簡単な内容から始まるのだが、いきなり深い内容までたどりつく。1日目は簡単だな、と思えることばかりなのだが、週の終わりには「知らなかった…。」ということが増えてくる。日本の数学の授業と違って、完全に科目ごとに分かれているので、一気に深いところまで行くのだ。
日本だったら、図形だって、方程式だって、確率だって、中学1年生から高校生まで順に少しずつ習っていく。ところがアメリカでは、図形は図形、方程式は方程式という風にはっきりと科目が分かれているので、中1レベルの内容からいきなり高校1年生(あるいは2年生らしい)まで一気に教わることになる。それとも私が今取っている授業は、カレッジ用の復習授業(中学、高校の復習授業)なのだろうか?
私は日本のように習う方が分かりやすいような気がする。なぜなら新しいことを一気に教わるよりも、少しずつ関連性のあることを(数学は科目ごとにすっぱりと分かれないような気がするので)学んでいく方が効率的な気がするからだ。アメリカ人は数学ができない人が本当に多いようだが、それはこの科目ごとに習うシステムにも問題があるのではないか、と思ってしまう。
そして思う。数学は少なくても80%くらいは理解してから、上のクラスへ進んできてほしい。80%以下の学生はもう一度授業を取り直しというようにしていかないと、はっきり言って他の学生の迷惑だったりもする。
さて、明日もテストが2つ。勉強しよう。