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Health Services 100。

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夏セッションCは何となくAよりものんびりモードの日々。Biostatisticsの内容は以前取ったStatisticsと全く同じものなので、初めて学ぶよりは遥かに分かりやすい。ほとんど忘れてしまっていることを、毎日少しずつ思い出しているといったところ。しかしこのクラスは宿題がそれほど多くないので、あまり勉強をしなくても大丈夫なんて油断していると、あっという間においていかれてしまう。コミカレのときは16週間でカバーした内容を6週間で終わらせるので、スピードは速い速い。

もう一つのクラス、Health Servicesではアメリカのヘルスケアシステムについて教わっている。健康保険(本当にアメリカのヘルスケアは複雑)の歴史、現在の形に至った経緯、どのように保険が使用され、お金が支払われているか、医療のお金はどこから来るか、それはどのタイプのヘルスケアにどれくらい使われているのか、病院はどのような役割になっているか、などなど。アメリカとの比較でよく使われるのはイギリスとカナダの例。イギリスは医療保険、病院全てがPublic Servicesで、Private Practicesはないが、カナダは保険部分と医療費用はPublic Servicesで、Delivery(病院や医者)などはPrivate Practicesもあるということ。そういう点では日本の保険システムはカナダに似ていると思ったのだが、ところが!イギリスとカナダは医療費自体も無料らしい。日本は30%は自己負担のため、ここら辺の仕組みは違う。

一方アメリカは他の先進国のような全国民に対する国民健康保険システムがないので、ほとんどがPrivate Health Insuranceとなる。そしてアメリカで健康保険に加入していない人の数は2003年時点で41.6million人、全人口の16.5%に該当する人が保険に加入していない。というより貧しすぎて保険に加入できないと言うほうが正しい。Public Health Serviceとしての健康保険は、アメリカ50州全てにあるMedicare(65歳以上の人全てに適用される。個人で保険を持っている人は利用しなくてもいい。)と地方政府ごとのMedicaidがある。Medicaidは、極端に貧乏すぎる人に適用される。確か以前は一家の収入が月1300ドル以下と制限されていたと思う。しかし1300ドルって低すぎるような気がする。普通に仕事をしていたら、月1300ドルなんて稼げてしまうと思う。1400ドルの収入の人は、この収入制限のために除外されるとしたら、まず保険には入れないだろう。カリフォルニアではMedicalがこれにあたり、私は以前、手術をした際にこれに加入したことがある。(留学生としての健康保険がステータス変更により、適用されなくなってしまったため、急遽病院側がMediCalの女性のガンプログラムへ申し込んでくれた。)

通常雇用されている場合は、その会社が提供する保険に加入することになる。そしていくら払うか、どのプログラムにするかは自分で決めることができる。会社の保険金の個人への補助は、月75ドルとなどと金額で決まっているところもあれば、半額負担してくれるところや全額負担してくれるところもあるらしい。そしてその会社の保険システムによって利用できる病院やドクターが決まってくる。ここら辺が日本と違って厄介なところ。どこにでも好きなときに好きな病院へ行ける日本人感覚からすると、これはとても不便なシステムに感じる。しかも予約が必要で、具合が悪いからと言って医者はすぐに診てくれない。私は、具合が悪いのは今なのに、診てくれないとは何事か!と何度アメリカで腹を立てたか分かりやしない。そういう場合は、ERへ行くか(しかしERへ行ったとしても、死にそうでない限り、普通の治療はまず受けられない。)、もしくは突然病院を訪れて診てくれ!と訴えることである。あるいは予約以外でも受け入れている病院を探す。(大抵の場合、こういう病院はあまり金持ちエリアでない場所にある。)私は普通の個人クリニックを探し、そこへ予約もなしに行き、「診てください!」と直接訴えて何度か成功したことがある。たまたま予約のキャンセルなどがあると、そこに入れてくれることがあるのだ。

予約ナシでOKの病院の場合、一般医はいるのだが、専門医はいないことが多い。そうすると紹介状のようなものを書いてもらい、紹介された病院へ再度行くことになる。しかしその紹介状があったとしても、大抵の場合は予約は2週間先とかになる。アメリカの病院のシステムは、最低だと私は思っている。治療のレベルが高かろうが、何だろうが困っている人がすぐに医者に診てもらえないシステムがいいわけがないだろう。

しかもアメリカは世界の他の国々と比較しても、ものすごい金額の医療費を一人一人が負担している国である。(世界でトップである。)個人の支出が多いにも関わらず、すぐに病院に行って治療もしてもらえないなんて、最悪と言われても仕方がないシステムだろうと本当に思う。しかも統括されたシステムがなく、保険システムが会社ごとに違うため、余分な事務作業も多い。ここら辺がアメリカの医療費をさらに高くすることにもつながっているらしい。

今のところほとんどテキストを読んでおらず、教授の授業を聞いているだけなので、細かい仕組みの部分までは完璧に理解できていないが、とりあえず複雑なことだけはよくわかってきた。今週のBiostatisticsのMidterm試験が終わったら、本腰を入れてテキストを読んでみようと思っている。それにこの授業で教わっていることは、自分の私生活でも今後役に立つ思われる。知らないで損をするよりは、勉強しておくに限るだろう。

授業で教わった細かいことはまた後日気が向いたら書くことにする。

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