今日はアメリカで買い物をするときに、
レジで言われるセリフを
紹介したいと思います。
「over here」 は、
こんな感じで使われます。
実は昨年末、我が家は古い家を買いました。
只今あちこち改装中です。
(家はこんな感じです。)
そういうわけで、家の改装に伴い、
年末年始は大掛かりな買い物を
たくさんしました。
家じゅうの床に敷くタイルを買いに、
Floor & Decor というお店へ
行った時の会話からです。
タイル見本1枚を持って
レジに並んでいたところ、
キャッシャーの人に声をかけられました。
「(買う)準備ができていたら、
こちらで受け付けます。」
(↑ 直訳です。)
簡単な英語ですので、
今ちょっと英作文してみてください。^^
彼女が言ったのは、こうでした。
★ Are you ready? I can help you over here.
こういうときも、
「Are you ready?」 が
使われるのですね。
我が家では、出かける前に
よくこのセリフをお互いに言います。
「(出かける)準備はできた?」
「もう出掛けられる?」 ということです。
キャッシャーの彼女が言った2つ目の文では、
「can」 という助動詞が使われていて、
「あなたのお手伝いをすることができますよ。」 と、
私たちに伝えてくれています。
◆ 「over here」 は、
とてもよく使われる表現で、
「こちらへ」 「こっちに」 という
意味になります。ですので彼女は、
「こちらで受け付けますよ。」 と
私たちに言ったのでした。
これは単独でも使われて、
「Over here!」
「I’m over here!」
「Right over here!」 と言うと、
「こっち、こっち。」
「こっちにいるよー。」 みたいな表現になります。
たとえば待ち合わせをしていた
友達がやってきたときに、
お店の中から
「こっち、こっち。」
「ここにいるよー。」 と言う感じですね。
我が家ですと、パピさんと別々に
買い物をしているときなどに使われます。
携帯電話で 「今どこ?」 と
場所を確認し合った後、
「え?どこ? そこに(言われたところに)
いるんだけれど、見えないよ。」 と言われたら、
遠くの方から手を振って
「こっちにいるよ。」 と言うときなどですね。
よく使われるので、覚えておいてください。
◆ また上の文は、こういう風に
言い換えることもできます。
★ (If you’re ready,) I can help you over here.
日本語風に訳すと、
「お決まりでしたら、こちらで承ります。」
みたいな感じでしょうか。
◆ 普通のスーパーでは、
明らかにレジで列を作っていますから、
特に何も言われずに
「Hello. How are you?」 などで
接客は始まりますが、それでも新しく
レジを開けたキャッシャーの人が時々、
「次の人!」 と言うときもあります。
そういうときには、
やっぱり上の表現みたいに、
★ I can help you over here.
と言われることが多いです。
日本語にすると、
「こちらへどうぞ。」
「こちらで承ります。」 みたいな
表現になると思います。
「Over」 に関しては、
「Come over here.」 でも、
以前記事を書きました。
「over」 のニュアンスについて
知りたい方は、以下の記事も
読んでおいてくださいね。
★ 「Come here.」 と 「Come over here.」 の違い
– over と aroundのニュアンス。
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