絶対話せる!英会話

37.「興奮した!」と「興奮させる」を間違えない。

この記事は2分で読めます

「興奮した!」を英語で
何と言うか分かりますか?

時々、「私は人を
興奮させる人」みたいな文を
書いてしまう人がいますが、
これは絶対に間違えないでくださいね。^^

「興奮した!」は、

★ I’m excited.

直訳すると、「私は興奮させられている。」
という文で、「私は興奮している。」になります。
例え「あなたが、今、興奮している。」としても、
ここでは『exciting』は使えません。

 

◆では次に
「それは興奮する冒険ストーリーです。」は、
英語で何と言うでしょうか?

☆ It is an exciting adventure story.   ですね。

こちらは「exciting」でいいのです。

37.excited

◆「excited」「exciting」の使い分け

さて、『excited』『exciting』、
元々の形は『excite』、
「(人)を興奮させる」という他動詞です。
他動詞とは、動詞の後ろに、
動作の対象(目的語 =人やモノ)がないと、
それだけでは文章が成り立たない動詞のことです。

たとえば、I need. で文章が終わってしまったら、
「何が必要なの?」 と思わず突っ込みを
入れたくなりませんか?
それが他動詞です。(一部例外有。)

その動詞が分詞の形を取り、形容詞となりました。

2つめの例、現在分詞『exciting』は、
動詞の意味をそのまま持つ形容詞となり、
「(人)を興奮させるストーリー」になりました。

一方、過去分詞『excited』は、受け身の形となり、
「興奮させられる(人)」となりました。
元々の意味が、「興奮させる」なので、
受け身になると、「興奮させられる」となるわけです。
ここで最初の例を見てみます。

☆ I am excited.  (直訳:私は興奮させられた。)

→ 私は興奮した、いう意味になるわけです。

『-ed』『-ing』を使い分けられるようになってくださいね。

文法的な説明がよく分からなかった人がいるかもしれません。
そういう場合、例文2つだけを、
音読して覚えてしまってください。
文法という理屈が、たとえ今はわからなくても、
覚えてしまって感覚的に
すらすらと出てくるようになればいいのです。

☆ I’m excited.  (私は興奮しています。)

☆ It is an exciting adventure story.
(それは興奮する冒険ストーリーです。)

違いがわかりましたね?

3回シリーズになっていますので、以下の記事も見ておいてくださいね。

[1] 「興奮した!」と「興奮させる」を間違えない。( ↑この記事です。)
[2] 「驚いた!」と「驚かせる」も間違えない。
[3] 「ショックを受けた」と「ショッキングなニュース」の違い。

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