絶対話せる!英会話

働き始めた。

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昨日から働き始めた。今まで通い詰めていた事務所の外側から内側に入ったのである。場所はInternational Student Office。International Students絡みの問い合わせ(ビザ、入学手続きなどいろいろ)やイベントなどを企画したり、お知らせなどをする事務所である。事務所のDirectorが別の団体のヘッドも務めているらしく、そのイベントなどの申し込みもある。

まだ特にたいしたことはしていない。電話を受けて取り次いだり、文化交流会の申し込みを受け付けたり、直接事務所に来た学生から話を聞き、二人いるカウンセラー(二人の肩書きがよくわからない。一人は友人。)に取り次いだり、入学願書が届いたら二人がプロセスできるような形に整えたりしているだけだ。

それでも日本で働いていたときよりも遥かに初めて知ることが多い。大体ビザ関連での問い合わせや法律なんて何も知らないので、答えているのを聞いていると、一つ一つが「へぇー。」なのである。

例えば今日は現在OPT期間中の女の子がやって来た。彼女はこの6月で学校を卒業したのだが、この学校で得たCertificateにより、OPT資格を得た。卒業した後であってもこの学校のInternational Student扱いになるので、この学校でInternational student必須条件であるHealth Insuranceに加入しなければならない。(自分で他の保険に入る場合は別。しかしそれはとても高いので、通常留学生は学校の保険に加入する。)なので、彼女はまた半年後に次の半年分の保険代を払いにここへやってくるそうだ。

学校では入学許可TOEFLの最低点があるが、TOEFLのスコアはイギリス、アイルランド、ニュージーランド、オーストラリア、カナダだけが免除になるらしい。ナイジェリアの人が、自分の母国語は英語なのに、何で母国語の言語のTOEFLを受けないとならないのか分からないと言っていたが、決まりなので仕方がないとのこと。カナダでもケベック出身の人はやはりTOEFLスコアの提出が必要らしい。ここら辺の事情は学校によって違うとは思う。

今のところ、働いていて特に問題はないが、一番自分に足りないのはコミュニケーション能力だ。とくに電話が苦手。名前と地名が全然分からん。しかし友人に分からないときは、スペリングを聞けばいいのよ、と教えられ、それ以来ひたすらスペリングを聞きまくるようになった。するとそれほど困らなくなった。しかし市の名前の綴りまで確認するのは少し気がひける。少しはここら辺の地理も知らないといけないだろう。

私は日本にいた頃、外資系の会社で働くことが多かったのだが、「時々英語の環境」or「会議とメールだけ英語の環境」と“ほとんど英語の環境”はやはり全然違う。この環境で一番私が改善すべきことは、なんと言っても自分の会話能力である。問い合わせしてきた方だって、私がしどろもどろ答えたら心配だろう。

コミュニケーション能力の向上が緊急の課題になった。よく考えてみると、オフィシャルに英語を話す機会なんて今まであまりなかったので、とてもいい訓練の場になるかも。

 

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