絶対話せる!英会話

うるさーい。

この記事は3分で読めます

今は土曜日夜11時20分。ものすごい爆音で音楽をかけている家がある。夜の11時20分すぎには他の家ではベッドに行く人がいるかもしれない、ということを考えないのだろうか。配慮に欠けすぎている…。本当にアメリカ人って、日本では遭遇しないほど、常識がない人が多い。

そう言えば先日もテストを受けていたら、横の学生がずっとうるさかった。ため息をついたり、机をコツコツと叩き続けているのだ。分かりずらい問題を人が一所懸命考えている横で、うるさいんだな、コイツが。少しなら我慢したのだが、5分以上ずっと机をコツコツと叩いていたのだ。しかも私の真横の席なので、コツコツ叩かれると振動までも伝わってくるのだ。我慢にも限界がある。「それ、止めてくれます?」と言った。すると、しばらく私の顔を見つめて固まっていた。どうも自分がうるさいことに気付いていなかったようである。

別の授業の話。今取っているGEGのラボのクラスはエクササイズを終えたら帰っていいことになっている。GEGとは言え、このクラスは日本で言う地学の授業である。問題自体は説明文を読めばそれほど難しくはない。ただ私は書かれている英語の意味が分からないことはある。そういうときは教授に説明してもらわないと分からない。

このクラスは早く帰りたい学生ばかりなので(もちろん私も)、皆で協力し合って終えている学生が多い。私は早く帰りたいが、一応理解して自分で解かないと気持ちが悪いので、一人で黙々とやっている。私のような人も何人かいる。グループワークはかえって私には煩わしいのだ。ちなみにエクササイズは、説明を理解さえすれば必ず解ける問題になっている。先日から私が問題を順に解いていると、必ず女の子二人組みが私に質問にやって来るようになってしまった。アメリカ人なのだから、説明部分を読めば絶対に分かるはずだと私は思うのだが、どうも読んでいないようだ。そのくせ、どうやってこの答えは出すの?と聞いてくる。最初は丁寧に教えてあげていたのだが、段々と面倒になった。なぜなら彼女達は本当は私の答えを写したいだけだからだ。私は説明してあげて、あとは自分で考えてね、という態度なのだが、それ以上のことを求めてくる。

あのー、私早く帰りたいんです。絶対にあなた達以上に私は忙しいんです。それでも自分できちんと説明を読んで、独力で解いているんですから、あなた達もそれくらいのことはしてください、と言いたい。真剣にやっている人になら、いくらでも教えてあげるが、そうでないのなら、本当に邪魔をしないでいただきたい。

私が文句を言っているのはGeographyとGeographyラボのクラスメートたちである。こういう一般教養科目のイントロクラス、そしてあまり皆が興味がない科目は、こういう勉強をしたがらない学生がやたらと多い。そしてこう言っては失礼だが、かなりスロー。この授業でやっていることは恐らく日本では決して大学レベルの内容ではない。中学生~高校生程度の学習である。それなのに、一部の学生は英語も分かるのに(ネイティブだから言葉は分かるはず)どうして理解できないのだか、私にはその方が分からない。(一方、私は数学や理科系の英語の説明文が分からないことがよくある。)

こういう授業を受けていると、時々、私は中学校に戻ったような気分になる。高校に入ってからは、大体同じような学習能力を持った人たちと接することが多かった。分からないことは教えてあげたり、教えてもらったり。しかしコミカレのこういう一般教養科目は学生の質が悪い。学ぶ意志がない。そのくせラクをしていい成績を取ろうとする。私はいつもイライラしてきた。全くテキストを読まずに、質問ばかりする人。本当に理解能力の遅い人。こういう人たちと机を並べるのは、私は中学生以来。「この人を本当に大学生と呼んでいいのだろうか、大学生という言葉に対して失礼なのではないか」と思うこともかなりあった。最初は英語が分からなかったため、圧倒されていたことが多かったが、慣れてくると、アメリカのコミカレの学生のレベルは、かなり低いことが分かってきた。

今取っているような英語のクラスや、ここ最近取っている数学のクラス(Precalculus以上の授業)、そしてSpanish2などは皆学ぶ意志のある学生ばかりなので、そしてこれらの授業はトランスファーで必要とされているために取っている学生が多いので、真面目に授業を受けている学生が多い。なので私としてはほっとしているのだが、こういう一般教養の授業の学生にはそろそろ我慢の限界がきている。もう本当にこれ以上一緒に勉強はしたくないのだ。勉強する環境としては、やはり同じレベルの人、もしくは学ぶ意志のある人がいてくれた方がいい。しかしこれが最後のセメスター、あと3ヶ月の我慢。

あ、やっと近所の騒音が消えた。

あわせて読みたい

  1. 副専攻。

    2008年4月5日9:07

  2. 途中経過。

    2006年3月13日0:00

  3. もったいないでしょ。

    2007年5月15日9:47

  4. 試験が2つ返却された。

    2007年11月9日11:18

  5. わはは。

    2009年7月31日15:12

英会話のスマホアプリ、作りました。

「絶対話せる!英会話」無料アプリ ★アメリカ生活の中で、実際に使われている英語表現をお届けしている無料スマホアプリです。11回目以降の音声は、このウェブサイトにて無料で聞くことができます。 こちらからどうぞ。

YouTube – 英語・発音・アメリカ生活

これをしないとあなたは英語が話せない

応援、ありがとうございます。

RETURN TOP
error: Content is protected !!