今年は3軒のお宅からお誘いが。そのうちの1つのお誘いを受け、お邪魔してきた。アメリカ人は、こういうイベントのときのテーブルセッティングや部屋の飾り付けがとても上手。リビングルームにはテーブルが2つ並べられ、かわいいテーブルクロスとお皿と葉っぱの飾りつけがされていた。更にお皿の上には全員のネームカードが乗っていた。
全員が揃ったのは6時頃。総勢大人20人以上、ティーンエイジャー4人、その他子供が9人ほど。(私を除くと、一応皆親戚同士。) 実ににぎやかなテーブルだった。日本ではターキーを食べた覚えがなかったのだけれども、アメリカにやってきてからは時々食べるようになった。おいしいし。
Thanksgiving は、さすがにアメリカでは皆がお休み。しかし普通の休日と違い皆があちこちのお宅にお出かけするので、フリーウェイはかえって混む。そして前日のスーパーの賑わいもすごい。私は一昨日まですっかりThanksgivingが木曜日であるということを忘れていて、水曜日に食料品の買出しに行ったら、いつもはガラガラの駐車場まで車がぎっしりで驚いた。「な、何事?」と思い、店の前に来て「あ、明日Thanksgivingか。それでか。」と納得した。お店の人に「すっごい人ね。」と言ったところ、「これからもっと忙しくなるのよ。」と言っていた。日本でも昔お正月にお店が閉まってしまうときには買出しをしたものだが、それと似たような感覚か?それともThankgsgivingに食べるものを直前に買いに来ているのか?
今まで学期の途中だったので、Thanksgivingなんてまるで意識することも無かったが、この日はアメリカの祝日の中で最も大事な日らしい。あんなに混んでいるスーパーは初めて見たし。なので、Thanksgivingで気をつけることは2つ。買い物は前日に行かないこと。行くとしても午前中で終わらせること。当日はフリーウェイの渋滞が予想されるので、いつもより時間に余裕を持って出かけること。
そうそう、時々思うのだが、アメリカ人は時として、日本人以上に皆が同じ行動をする。だってThanksgiving は皆が食べるものまで同じなのだ。アメリカに何世帯あるかどうかは知らないが、ほぼ全家庭が同じ物を食べるって、よく考えると不思議だ。