← chamoyada
<12月23日(水)つづき>
チャペルテック城を降りてくると、屋台が立ち並んでいた。玩具やお土産や食べ物が売られている中に今まで見たことがないものがあった。それが写真のカップ。何のためのカップか聞いてみたところ、この中にアイスクリームを入れるのよ、と教えてくれた。
「chamoyada」と言うらしい。試しにひとつ買ってみた。レモン味のシャーベットにした。唐辛子がぎっしりと塗られたプラスチックカップの中にシャーベットが盛られ、そのシャーベットの中に更にチリペッパーが入れられた。
どんな味なのかと食べるまでは「?」だったが、食べてみたら普通に美味しかった。日本でも、塩をかけて甘さとのコントラストを引き出すスイカの食べ方があるが、それと似たようなものだと思ってもらえばいい。ここでは辛さによって甘さを際立たせる。
それにしても何の食べ物にもチリペッパーを組み合わせる国だな、とシャーベットを食べながら、次の目的地National Museum of Anthropologyへと向かった。