1月21日(土曜日)は、授業の初日だった。このクラス、登録したくてもできなかった学生が18人ほど。そして私もその一人。しかーし、この授業、ドロップ率が非常に高いとのことで、2週目の土曜日に(週一の授業なので)何人かは加えてあげられると思うと教授は言った。そこでくじ引きをして、waiting listの順番を決めることになった。「私ってくじ運いいんだよな。」と心の中でつぶやくと、案の定、私はwaiting list の一番に。(私は、本当にくじ運だけはいい。)そしてその日は授業を5時間受けて帰った。
先週、教授と何回かメールでやり取りの後の水曜日、ドロップが出たから授業に加えてあげられるということで、authorization code をもらった。しかし私は間抜けなことに入学に関しての全ての手続きが済んでいなかったので、水曜日にadmissions office へ行き、木曜日の朝、やっと授業登録。その後すぐにネットでテキストを買った。(学校のブックストアでは売り切れ。仕方なく図書館で最初の3章をコピー。)それと同時にテキストのwebsiteへアクセスするためのaccess code をオンラインで購入。教授からは「来週の火曜日(つまり今日)には、遅くてもtextbook & access codeのセットをブックストアが入手するから、それまで待ったら?」と言われたのだが(このセットは別々に購入するよりも50ドルほど安い)、会社員の私としては、平日にそれほど余裕はないので、さっさと購入して始めたかった。週末しかゆっくりと時間は取れないので、1週間待つと追いつけるかどうかも不安だったので、登録後はすぐにaccess codeを購入して、すぐに宿題に取り組んだ。そして本日テキストも到着。先週は仕事帰りに何度も学校へ行って慌しかったが、オンラインの宿題は先程全て終わらせ、必要なものが全て揃い、やっと落ち着いたところ。
このクラス、実は初めてでない学生が2人いた。ドロップしたわけではないというので、どうして二回も同じ授業を受けられるのか聞いてみたところ、なんとこのコミカレでは4回まで同じ授業を受けることが可能らしい。私が通っていたコミカレにはそういうシステムはなかった。一度成績がついたら、それまでである。同じコミカレでも(しかもご近所。12マイルほどしか離れていない。)、そういう違いがあるのが不思議。ま、4回も受ける人はいないだろうが、成績を上げたい人にとっては助かる仕組みだ。でもその反面、また次に同じ授業を受ければいいや、なんて気持ちにもなりそうである。Resident は学費は安いとはいえ、それでも同じ金額をまた払うのは、やはりもったいない。この授業再履修の二人のうち、一人は先学期Dを取ったとのこと。二人には、この教授はかなり大変なので、覚悟しておいたほうがいい、と言われた。しかしメールの返事も早いし、教え方も上手だし、私としてはなかなか好印象の教授である。
今のところ、特に授業はそれほど難しいことはないが、この科目はいかんせん覚えることが山積みのクラス。今から前倒しして、少しずつ通勤途中、車を運転しながらぶつぶつと覚えている。しかーし、この科目、実は中学生の頃から面白いと思っていたし、未だに中学校のときに覚えたこともほとんど覚えている。何で今まで取らなかったのか、自分でも不思議。なので、やっと勉強できることに、わくわくしている。初日の土曜日には、授業を受けている(頭を使っている)ことが嬉しすぎて、夜もすぐに眠れないほど興奮していた。久しぶりに使われていない脳みそを使って、脳が喜んでいるといった感覚。
更に授業登録後は、行動にメリハリがでてきた。週末にまとめて数日分の食事の下ごしらえをし(毎日自炊のため、日々の時間短縮のためにはまとめて作業をしておいた方が効率がいい)、夜には自分一人の時間が取れないため、朝1時間早く起きて勉強をするようになった。仕事場でも昼休みはさっさとお弁当を食べ、車の中で勉強するようになった。やはり人間は環境を変えると、まだまだ改善の余地はある。始まって1週間のこの気合、ずっと続くように頑張っていきたい。