あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
日本の皆さんは、まだお正月気分だと思いますが、
アメリカでは、年が明けてすぐに、仕事も学校も始まります。
私も昨日、1月2日から仕事でした。
私がここ数年、年末年始に日本へ帰れないのは、このせいです。
つまりアメリカには、お正月休みというものはありません。
元旦は祝日になりますが、
その翌日からはまた日常生活に戻ります。
なので日本のようなお正月気分は、全く味わうことはできません。
アメリカでは、その代わりにクリスマス休暇があります。
多くのアメリカ人にとって、クリスマスは大事な日です。
家族があちこちから集まって一緒に過ごす、そういう日です。
日本ではクリスマスは、なぜかカップルと子供のためだけに
存在しているのような日ですが、
全くいつからそんな習慣になったのでしょうかね。
間違った文化の輸入ですね。
さて、タイトルにもありますように、
アメリカで「明けましておめでとう」は言うのか?
はい、言います。
昨日は、会社のあちこちで、皆が
「 Happy new year!」と言っていました。
届いたメールの中にも、Happy new year! から
始まっているものがいくつかありました。
さて、この Happy new year!、
実は使い方にはちょっと注意が必要です。
挨拶のときは、冠詞の “a” は付けない
ということを知っておいてください。
誕生日に ” A happy birthday!”(x) とは言わないですよね。
単に ” Happy birthday ! ” (○)ですよね。
それと同じで、” A happy new year!” (x)とは言いません。
だから年賀状などでも、”a” は入れてはいけません。
でも外国では年賀状なんてありませんから、
届くのはクリスマスカードですね。
挨拶として使うなら、”a” 抜きです。
” Good morning. ” もそうですね。
冠詞 “a” が付くと、途端に何かの名詞を
文章の中で使っているような感じになってしまうんですね。
だから “a happy new year” と言うと、
その続きがあるような感じに受け止められてしまうのです。
なので挨拶の場合、”a” 付きは NGです。
でもこれをカードなどの文章の中で使うときには、
“a” が必要になります。例えば、こういう風に。
I wish you a happy new year.
挨拶は決まり文句です。
日本語の「いただきます」「ごちそうさま。」のようなものです。
なので定番表現として覚えてしまいましょう。
Happy birthday!
Happy new year!
簡単ですね。
私がどうやって29歳から英語を勉強し直し、
今に至ったのかの勉強法については、
こちらのPDFにまとめています。
ダウンロードはこちらから。