今日はショッピング中に、
通りすがりの人に言われた
英語表現を紹介します。
アメリカでは知らない人同士でも
フレンドリーに会話が始まることがよくあります。
目が合えば、ニコッとする人もたくさんいます。
また知らない人が突然、自分たちの
会話に入ってくることもあります。
今日紹介する英語表現は、
そういう通りすがりの人が私に言った
「そう思っているのは、あなただけじゃない。」
という表現です。
とある日曜日、私は我が家のパピさんと、
洋服の安売り店をウロウロとしていました。
「最近太ったのかな~。
洋服が小さくなっちゃったんだよね。
洗濯で縮んだのかな…?」 と
パピさんに話しかけていました。
すると、少し離れた通路を歩いていた人が、
パピさんよりも早く、私にニコッとスマイルで
こう言いました。
「そう思っているのは、キミだけじゃないよ。」
これが本日紹介する英語表現です。
何て言ったか、わかりますか?
これは、英語を学び始めた一学期目に
習うような単語しか使われていません。
それは、こういう英語でした。
★ You’re not alone.
と、その背の高い男性は、
私にニコッと笑いながらこう言いました。
私、隣の隣の通路にまで聞こえるような
大きな声で話していたのですね。
日本だったら恥ずかしいと思うところですが、
ここはアメリカなので全然気にしません。^^
「You’re not alone.」 は、
文字通りに意味を取ると、
「あなたは独りではない。」 ということです。
「You Are Not Alone」 というタイトルの
マイケル・ジャクソンの歌もあります。
あの歌では、文字通り
「あなたは独りぼっちではないよ。」
という意味ですが、今回、通りすがりの人が
私に言った言葉は、少し意味合いが違います。
「あなたは独りではない。」 ということは、
「あなただけではない。」 ということです。
そこから
「そう思っているのは、あなただけではない。」、
「同じように考えている人は、他にもいます。」
という意味になります。
というわけで、「おっかしいなぁ。
服が最近小さくなったみたいなんだよねぇ。」
と太ったことを認めず、
「洋服が縮んだのかも。」
なんて言っていた私に向かって、
「そう思うのは、キミだけじゃないよ。」 と、
「わかる、わかるよ。」 という気持ちを
言ってくれたのでした。
先日、MSNのニュースのまとめを見ていたら、
そこにも「You’re not alone.」は、出ていました。
ニュースに紛れて、こう書かれていました。
★ Tired of bad news?
You’re not alone.
These stories will warm your heart.
最初の部分は、「Are you」が省略されています。
「よくないニュースばかりで、うんざりしています?
そう思うのは、あなただけではないですよ。
これらの話はあなたの心を温かくしてくれますよ。」
と書かれているわけです。
そしてその下に 「Read Good News」
「いいニュースを読もう」 と出ています。
そこには、心温まる話が、たくさん出ています。
こういう風に日常の何気ないボヤキや意見に対して、
「そう思っているのは、あなただけではないです。」
↓
「ここにもいます。」
という気持ちを伝えることができるのが、
「You’re not alone.」 です。
「太ったのかなぁ~。おっかしいな、
そんなはずないんだけれど。」 という私に向かって、
「そう思っているのは、キミだけじゃないよ。」
と言ってくれたアメリカ人の気持ちになって、
★ You’re not alone.
クスッと笑って言って、
彼の気持ちごと覚えてしまってください。
「そう思っているのは、あなただけではないですよ。」
という場面は、日常生活で結構あると思います。
そういう時に使える英語表現です。
こんな簡単な4単語だけなので、
20回も唱えれば、もう一生忘れないと思います。^^
私がどうやって29歳から英語を勉強し直し、
今に至ったのかの勉強法については、
こちらのPDFにまとめています。
ダウンロードはこちらから。