昨日は、「興奮した!」と
「興奮させる」の違いについて
話したので、今日もまた
似たような使い方をする
分詞について書いてみます。
[1] 「興奮した!」と「興奮させる」を間違えない。
[2] 「驚いた!」と「驚かせる」も間違えない。(この記事です。↓)
[3] 「ショックを受けた」と「ショッキングなニュース」の違い。
◆ 「そのニュースを聞いて驚いた。」を
英語にしてください。
(1) I was surprised to hear the news.
◆ では、
「そのニュースは、私を驚かせた。」はどうでしょう?
(2) The news surprised me.
◆ 「それは、私にとって驚きだった。」
(3) That was surprising to me.
◆ もう一つ行きましょう。
「驚くほど沢山の人が、学校の前に集まった。」
(4) A surprising number of people gathered in front of the school.
『surprise』は、「(人を)驚かす」と
いう意味の他動詞です。
『surprised』は過去分詞形、
『surprising』は現在分詞形です。
元々の意味が「(人を)驚かす」なので、
受け身になると、「(人は)驚かされる」となります。
最初の例「ニュースを聞いて驚いた」は、
(1) I was surprised to hear the news.
「私は驚かされた」⇒「私は驚いた」となります。
2つ目の例は、
(2) The news surprised me.
他動詞の『surprise』の過去形。
3つ目と4つ目の例では、
『surprise』が現在分詞『surprising』になり、
「(人)を驚かせる」という形容詞になっています。
(3) That was surprising to me.
(それは、私にとって驚きだった。)
(4) A surprising number of people gathered in front of the school.
(驚くほど沢山の人が、学校の前に集まった。)
過去分詞形と現在分詞形の形容詞の使い方の違いが
少しお分かりいただけましたでしょうか?
なかなか細かいところが分からない場合は、
最初は丸暗記してしまってもよいと思います。
私は teenager の頃から、
英語の歌詞を丸暗記していました。
なぜなら好きな歌手の歌を歌いたかったから。
文法の細かいところは、時々
丸暗記してしまった歌詞が助けてくれます。
ですので理屈(文法)が分からない場合は、
そのまま覚えてしまいましょう。
何回も似たような例を見ていくうちに、
段々と感覚的に分かるようになりますので大丈夫です。
3回シリーズになっていますので、以下の記事も見ておいてくださいね。
[1] 「興奮した!」と「興奮させる」を間違えない。
[2] 「驚いた!」と「驚かせる」も間違えない。( ↑この記事です。)
[3] 「ショックを受けた」と「ショッキングなニュース」の違い。
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