今日は、あなたの聞こえない
英語の音を知り、
その音を聞き取れるように
するための訓練法を紹介します。
修行のような訓練ではありますが、^^;
実際にやってみると、
確実な効果があります。
私は吉祥寺と四谷の英語学校で、
このディクテーションを
やることを勧められました。
◆用意
・スクリプトのある音や映像を選ぶ
◆方法
(1) 英文数文に集中して、そこだけを何十回も聞く。
(2) 聞こえてきた音を紙に書き取る。
多分最初は、空白だらけで英語が
文章にならないでしょうが、
辛抱強く何度もやってください。
英語で書けない場合は、
聞こえた音をカタカナで書いてもO.K.です。
(3)これ以上は聞き取れないと思ったところで、
自分が書き取ったものとスクリプトを比べて、答え合わせ。
(4)間違ったところを、書き取った紙の中に書き足して
あるいは英文全部を描き取って訂正する。
私が本格的にディクテーションをやったときは、
発音記号も書き込みました。
書き取った英文と、実際の英文を比べてみると、
あなたが期待していた音と、
実際の発音には大きな差があることに気が付くでしょう。
つまり、「あなたの勝手な英語発音感覚」と
「実際の英語の発音」には、ずれがあるので、
英語が聞き取れないのです。
ですので、ここを克服すれば、
正しい英語の音を認識できるようになります。
(5)訂正した紙を見ながら、間違ったところに集中して100回聞く。
そして今度は一緒に発音してみましょう。
(これは発音練習を始めてからやってくださいね。)
意味を理解して、英文と発音記号を見ながら
100回ほど。
100回も音読すると、大体暗記してしまうと思います。
(6)最後には紙を見ないで聞く。
で、最後には紙を見ないで、そのまま音読もします。
多分普通の人はここまでで疲れてしまうでしょうから、^^
ここまでをワンセットとしましょう。
でも、まだ余裕があるあなたは、
最後には自分の声を録音して、
ネイティブの音声と聞き比べてみてください。
そしてネイティブの音声に近づくように
練習してみると、更に効果的です。
あなたが勝手に思い込んでいた音で、
英語と一致していないところは、あなたの弱点です。
そこに集中的にやってみてください。
最初はですね、何度聞いても、聞き取れないんですよ。
「は?」「は?」とイライラもします。^^;
そこはじっと我慢の子。
そこを乗り越えると、かなりリスニングがラクになります。
100回は少なくても音読してくださいね。
すると次第に、その英語の文字(意味)と
発音が一致するようになってきます。
最後にはスクリプトを見なくても、
その音が正しく聞き取れるようになります。
こうして勝手な日本語発音の思い込みではなく、
英語の聞き取れる音を少しずつ増やしていってください。
この訓練は、聞き取れる音が確実に増えていく、
かなり効果のある方法です。
毎日30分続けると、数か月で相当
リスニング力が上がるのが実感できます。
ぜひお試しください。
この記事は続きになっています。
(1) 日本人が英語を話せるようになる方法。
(2)「映画なりきり音読」の下準備。
(3) 英語の音を正しく認識する訓練法。(この記事です。)
(4) 究極の英語マスター方法「映画なりきり音読」
(5)「映画なりきり音読」で、英語を話せる人になる。
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