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カリフォルニア外出禁止令-3日目(3月22日)

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「日曜日のアメリカの様子」

南カリフォルニアは、今日はとてもいい天気です。青空に、白い雲がぽかぽか浮いているような感じで、気持ちのいい午後です。不必要な外出が制限されているために人の動きが少ないのか、車の音もあまりせず、鳥の鳴き声だけが気持ちよく聞こえます。行動が制限されていると、自然がどれほど気持ちを落ち着かせてくれるのかがよくわかります。

 

個人レベルではこうやって青空を眺めていますが、アメリカでは今あちこちで大変な状態になっているようで、その様子がニュースからは伝わってきます。

 

政治家では、数日前から市長では、マイアミ市長や、ウェストハリウッド市長や、ビッグベア・レイク市長が、テストの結果ポジティブ(感染していること)がニュースで流れていましたが、本日は初めて上院議員の方の感染がわかりました。ただ、どなたも深刻な症状ではないようなので、よかったと思います。

 

「NY州の感染数が世界の5%」

今はニューヨーク州が大変なことになっているようです。本日の The New York Times によると、

 

Gov. Andrew M. Cuomo disclosed new statistics on Sunday that indicated that New York State now has roughly 5 percent of coronavirus cases worldwide.

 

Cuomo知事は日曜日に新しい統計を発表されたようですが、それによるとNY州は今大体全世界のコロナウイルスの件数の5%を占めてしまうそうです。

 

The jump in the number of cases in New York stems from both the rapid growth of the outbreak and significantly increased testing in the state. Health officials emphasized that testing was revealing how quickly the coronavirus has spread.

 

NY州のケース数の大幅な伸びは、アウトブレイクの急成長と、州内で大きく増加した検査(数) によるもの。健康当局者は、どれだけ速くコロナウイルスが広がっているかを、検査が明らかにしているということを強調した。

 

確かに驚くほどの速さです。なぜなら前も書いたかもしれませんが、2/27の時点で、NY州には2人しか感染が確認されていませんでした。2人目の感染者となった弁護士さんは、NY州で最初の「the first apparent instance of community spread」として確認されました。「地域感染の明らかな(感染の)最初の例」だったわけです。

 

それから、今日で24日目。今のところ発表されている数は、15,168件となりました。NY州知事も毎日テレビで発表をされていて、大変なのが伝わってきます。NY州知事のCuomo氏は、気持ちに訴えるスピーチをするのが大変お上手だと思います。お話の中で、ご自身のお母さんの話を使われて、聞いている人に身近な例と人に思わせたり、若者に訴えるために、同世代のお嬢さんを会見に連れてきたりして、いろいろな工夫が見られます。あと記者会見は、記者同士の距離をかなり空けて行われています。こちらで、本日のbriefing の様子を少し見ることができます。

 

 

またこちらも同じく The New York Timesからの記事ですが、こちらでは「epicenter」という言葉が使われています。「epicenter」とは、「震源」と言う意味で地震のときに使われますが、こういう風に地震以外でも「震源地、発生地」という意味でも使われます。

 

Three weeks after its first coronavirus infection was discovered, the New York City region reached an alarming milestone on Sunday: It now accounts for roughly 5 percent of the world’s cases, making it an epicenter of the global pandemic and increasing pressure on officials to take more drastic measures.

 

先程上にも書きましたが、この3週間で、アメリカでは生活と環境が一変しています。

 

最初のコロナウイルスの感染が見つかってから3週間で、NY市は、日曜日に警戒すべきマイルストーンに達してしまった。今やNY市は、世界のケースのおおよそ5%を占めている。そのことは、NY市をグローバルパンデミックの震源地とし、政府当局者には更なる思い切った手段を取るようにという圧力が増している

 

Gov. Andrew M. Cuomo of New York pleaded with federal officials to nationalize the manufacturing of medical supplies and ordered New York City to crack down on people congregating in public. He suggested some streets could be closed.

 

知事は、連邦政府には、医療用品の製造を国営化(!)を嘆願して、NY市には、公の場で集まっている人たちを厳重に取り締まることを命令したそうです。

 

「nationalize」という単語にびっくりですね。!マークは私が入れました。^^ 多くのアメリカ人にとって、国営化、国有化というのは、かなり抵抗が大きなことだからです。共和党政権にとっては、それは日ごろの政策と真逆のことでもあります。共和党は、基本的には政府の役割を小さくすることを望んでいる政権ですから。

 

一方で、医療用品製造を国有化してほしいと望んだNY州知事は、もちろん民主党です。でも、この有事の際とは言え、政府にそういうお願いしたことに、私は少し驚いたのでした。なので、本当にそう言ったのか動画を探してきました。ここで、1:13辺りから、確かに言っています。ただ manufacturing(製造)を国有化ではなくて、医療用品の取得(acquisition)の国営化ということを言っています。(会見内容全部を見たわけではありませんので、どこかで他でも言っていたのかもしれませんが。)

 

NY知事は、こういう風に言っていました。

However, the Federal government should nationalize medical supply acquisition. States simply cannot manage it. 

 

これは、先日トランプ大統領が、医療用品の不足は、州政府がどうにかしてね、と言ったことへの反発の一つでもあると思います。

 

President Donald Trump told a group of governors on Monday that they’re responsible for getting the vital medical equipment needed to treat coronavirus patients in their states. ()

トランプ大統領は、月曜日に、州のコロナウイルス感染者を治療するのに必要とされる医療機器備品を揃えるのは、州知事の責任だからと知事たちへ言った。

 

ちょっとびっくりする発言ですよね。でも確かに、この動画の中の音声ではそう言っています。

Respirators, ventilators, all of the equipment — try getting it yourselves,” Trump told the governors during a phone call, The New York Times reported. “We will be backing you, but try getting it yourselves. “

 

ということで、感染数以外にも、驚くことが多かったNY州のニュースでした。

 

「18歳から49歳がNY州の感染の半分以上」

また私がもう一つ気になったのは、ここです。若い人の感染の多さです。これは一番最初のNYTの同じ記事からです。

 

He said that 18- to 49-year-olds make up more than half of all cases in the state, and that more than 9,000 of the total cases were in New York City.

 

知事は、18歳~49歳の人たちが、州のケース全体の半分以上を構成していて、全ケースの9000以上は、NY市で発生していると述べたそうです。

 

これはCDCの発表などでも、ここ最近ずっと言われていることでもありますが、NY州でもそれが確認されたということは、若い人も気を付けないといけないということですね。

 

ついでに、少し前のCDCの発表も紹介しておきます。3/16現在、アメリカでの感染者は4226件でした。(このデータ、発表後に訂正があったようですが、今アクセスしたところ、こう書かれています。)

 

年齢がわかる2249人の患者のうち、年齢別の割合が以下の通りでした。
6% were aged ≥85,
25% were aged 65–84 years,
18% each were aged 55–64 years and 45–54 years,
and 29% were aged 20–44 years.
Only 5% of cases occurred in persons aged 0–19 years.

 

Among 508 (12%) patients known to have been hospitalized,
全体の感染ケース(4226件)の中で12%は、入院することとなりましたが、その内訳は以下の通りでした。

9% were aged ≥85 years,
36% were aged 65–84 years,
17% were aged 55–64 years,
18% were 45–54 years, and
20% were aged 20–44 years.
Less than 1% of hospitalizations were among persons aged ≤19 years.

 

つまりここまでの話をまとめますと、4226件のうち、12%(508人)の人が入院することとなり、その入院患者の20%は若者だった、ということが指摘されました。

 

このCDCの発表の後、他の国のデータとも照らし合わせて、「若者は感染しにくい」と思われていたが、実際はそうではなかったらしいということが、あちこちの記事に数日載ることとなりました。

 

「国家警備隊の配置」

本日、大統領が、カリフォルニア州、ニューヨーク州、ワシントン州で、National Guardを activate すると述べたそうです。()

 

President Donald Trump on Sunday announced that he has activated the National Guard in California, New York and Washington state in order to combat the spread of the coronavirus. 

 

「National Guard」は調べてみたところ、「国家警備隊」と言うそうです。実は親戚の男の子(中学生)が、将来 National Guardに入りたいと言っているのですが、実際のところ、私には何をするところかがわかっていません。^^;

 

少し調べてきました。The United States National Guard は、軍隊なのですね。日本語では、州兵とも言われるそうです。Today’s Militaryというサイトによると、The Army National Guardは、community-based(地域密着型)であり、州知事の直属だそうです。グーグルで調べたら、意外に近いところに組織がありました。知りませんでした。

 

 

災害時には日本でも自衛隊が派遣されますが、それと同じようなことと思われます。治安維持や、必要な措置を取るために派遣されるのでしょう。コロナウイルスの恐怖による銃の購入も増えていますので、そういうことにも関係しているのではないかと思われます。

 

「銃の売り上げの増加」

以下は、ニュース記事のタイトルです。

‘I’ve never seen anything like it’: Gun, ammo sales skyrocket amid Coronavirus fears

Gun sales on the rise as coronavirus concerns spread

Gun, ammo sales soar in Kentucky amid novel coronavirus outbreak

 

skyrocket (急速に増える)とか、sales on the rise (売り上げの上昇傾向)とか、soar (急増する) とか書かれているので、このパンデミックの影響で、銃の購入が急に増えていることかがおわかりいただけると思います。

 

私は銃販売、銃の保持には反対の立場ですが、今回、アメリカに来てから初めて、「自分の身は自分で守らないとならない」ということを感じました。

 

外出が制限されていることで、人は今までは比較にならないくらいストレスがたまるでしょうし、店が閉まっているので、こういうときに犯罪を企む人もいるでしょう。警察がそういう取り締まりに力を入れているとしたら、地域の安全性が少し揺らぐのではないかと思われます。

 

そういうとき、武器を持っている人が周りにたくさんいるとしたら(普通の人が銃を購入できる社会ですから)、そういう人たちに家に押し入られたりしたら、自分にも同じ程度の装備がなかったら何もできないですよね。家族のことも守れません。ということで、銃販売・保持に反対の立場は変わりませんが、銃を購入する人の気持ちが、今回は少しだけわかったような気がします。つまりアメリカって、それだけ安全ではない社会であるということでもあります。ロサンゼルス暴動も思い出されますし、今はアジア人への風当たりが強くなりつつもあるので、今後も気を付けて行動していきたいと思います。

 

 

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