昨日の午前中、病院へ行った。手術前の最後の説明を受けるためだ。Medi-Calの該当者になってから、この症状に関する病院代は一切かかっていない。通常は病院に行くだけでも$25かかっていた。そして保険が適用されれば、少し割引される。そしてカバーされない費用に関しては、後で病院から請求が届いていた。
この私が適用となったのはMedi-Calの中のスペシャルプログラムである。今まで自分でじっくりと調べなかったのだが、今回手術を受けるにあたり、どういう仕組みなのかいろいろと調べてみた。
以下は、カリフォルニア州のWeb Pageからの引用。
http://www.dhs.ca.gov/mcs/medi-calhome/FAQs2.htm
What is Medi-Cal?
Medi-Cal is a program that pays for health care services provided to qualifying individuals and families who live in California and who fall within certain income levels.
In Stanislaus County, the health plan for those who qualify is Blue Cross of California. As a member of this plan, primary care physicians, specialists, hospitals, and other medical professionals are available for you and your family\’s health care needs.
Who May Qualify for the Medi-Cal Program?
You and/or your family may qualify for participation on the Medi-Cal Program. Even if you are working, own a house, are married, or you are not a U.S. Citizen, you may still be eligible for Medi-Cal health care benefits
You can qualify for Medi-Cal health care benefits regardless of sex, race, religion, color, national origin, sexual orientation, marital status, age, disability, or veteran status.
収入が低くければ、そしてカリフォルニアに住んでいれば、たとえアメリカ人だろうがなかろうが、適用となるプログラムらしい。友人の祖母が外国から遊びに来ていたときにガンで倒れ、このプログラムの適用となった。たとえ外国人であっても適用されるのが、CAのすごいところだ。(他の州は調べていないが。)
そして恐らくこのプログラムの適用者である限り、費用はかからないと思われる。収入の上限があり、それには、
Be lower in come at or below 200% of Federal poverty level と書かれていた。早速昨年のFederal poverty levelを調べてみる。
http://aspe.hhs.gov/poverty/05poverty.shtml
2005 HHS Poverty Guidelines
Persons 48 Contiguous
in States
Family and D.C. Alaska Hawaii
Unit
1 $ 9,570 $11,950 $11,010
2 12,830 16,030 14,760
3 16,090 20,110 18,510
4 19,350 24,190 22,260
5 22,610 28,270 26,010
6 25,870 32,350 29,760
7 29,130 36,430 33,510
8 32,390 40,510 37,260
For each additional
person, add 3,260 4,080 3,750
私は一人世帯なので、$9,570の2倍までの年収なら、この適用を受け続けることができるということになるのだと思う。スペシャルプログラムなので、200%まで可能になっているのだと思う。私の友人で保険に加入していない女性がいる。彼女は3人家族。子供たちは学校の保険に加入している。友人がMedi-Calか恐らくMedicaidに申し込みをしようとしたところ、年収が$16,090を越えてしまうので、恐らく却下されるとSocial Workerに言われたそうだ。1ヶ月$1,340で暮らしていける3人家族がいるわけがないので、この基準は人数が多い家庭には恐らく適用されにくいと思われる。ただここで一度却下されると、もう少し上限が上がるプログラムに申し込めるらしい。
日本のように誰でもパブリックな保険に申し込めるわけではないので、自分で調べないと必要な情報は入ってこないだろう。日本なら役所などで、いくらでも丁寧に教えてくれるが、ここでは自分からSocial Workerに会ったり、調べたりしないといつまで経っても何も得られないままで終わってしまう。
しかし行動すると、時間はかかるにしても、アメリカでは低所得者層はそれなりに政府からの恩恵も受けられる。しかも外国人にまで適用してしまうCAのすごさ。日本に同じようなシステムはあるのだろうか?時間があるときに今度調べてみよう。
今まで調べたことをまとめてみる。
長いので、Part2へ。