また雨が降ってきた。今は夜8時。今日はコンピュータのクラスをさぼったのである。宿題はやたら多いのだが、授業は初心者用のクラスなので、どうも物足りないのである。もちろん知らなかったこともあるのだが、今日は何となく疲れていたのと、水曜日のテストの準備をしたかったので。
午前の授業が終わり、家に帰ってきたら、「あれ?何か違う」ということに気がついた。はは、ルームメイトの洋服、靴一式、そしてバスルームから棚(彼女がいろいろ入れていた)が消えていた。と言うことは、今度はいつ帰ってくるのかわからないのである。最近朝も帰ってこなかったので、確かに行ったり来たりは面倒だとは思うけれど、ふーむ。
最初にあまり帰ってこなくなったときに、引っ越すの?と聞いたら、私がここにいる6月まではここはこのままよ、とは言っていたのであるが、どうしたものか。実は私は先月は引っ越そうかなと思っていたのである。前のアパートの方が人が多くてオープンで楽しかったし、知り合いもいるし、もっと安くて済むし、と考えていたのである。実は彼女から一緒に住もうと言われる前に、私は去年の部屋に戻ることを決めていたのである。彼女といろいろ行き違いがあって、その部屋を決めた後に、彼女が既にアパートを借りてしまったというのと、アメリカ人と住む方がいろいろといいかな?と思い、そっちを断ってここに来たのだ。でももう既に今のアパートに全てを揃えてしまっったし、最近は一人のおうちもかなり気に入っているので(自分のペースで全部できるのが最大の利点)、そして何と言っても彼女の婚約者が仕事を持ってきてくれることになったので、このままでいようと思ったのであるが、ふーむ。何だか妙な気分である。
まー、いっか。一人のおうちの方が気が楽だし。部屋をシェアすると、清潔さ加減が同レベルの人でないと、かなりイライラするし。前の私のアパートは引っ越したとき、カビの生えたパンが置いてあったり、蟻の大群が台所まで来ていた。引っ越したとき、ちょうど夏休みで部屋に誰もいなかったので、一人で2、3日大掃除するはめになったのである。そして靴をはいたまま家の中に入る人たちと、靴を脱ぐ私たちの感覚はかなりかけ離れたものもある。(私のルームメイトはきれい好きだけれど、それでもやはり感覚は違う。)そういうことを考えると、なかなかルームメイトを見つけるのも難しいのである。私が引っ越す予定だった部屋の女の子も(彼女は去年、私の部屋を引き継いだ)時々苛立っている。
ということで、この広い部屋(そんなに広いわけではないが、日本のアパートに比べればはるかに広い)天井の高いリビングルーム、広いキッチンは事実上、私一人のものになったようである。最近すっかり生活に慣れてきた私にとって、なかなかこの一人暮らしは快適である。
ということで、知り合いの皆さん。L.A.近郊に来ることがあったら、ここに泊まれます。そのときはご一報を。
さて、授業サボったんだから、その分勉強しなきゃ。今は最近のアメリカの財政政策について、学習中。その後はケインズ。はぁー、まだ先は長いが、水曜日までに自分の考えをまとめなきゃ。
さ、勉強しよう。