今朝は5時半に起きてしまった。朝早く起きると、とても一日が長く充実した気分になる。それほど大したことはしていないが。今日は午前中は経済のテキストをずっと読み、午後は友達が遊びに来た。再来週のインターナショナル何とかと言うイベントの準備のためにやって来たのだ。彼女がワラビ餅セットを持ってきてくれて、作ってくれた。ワラビ餅なんて、久しぶりである。あー和菓子は心が和むとつくづく思った。
そう言えば、先週月曜日にDMVへ行った。日本で言う免許センターのような場所である。免許に合格してから、早7週間。未だに免許が届かないのである。そして仮のペーパーの期限が12月半ばだったので、どうなっているか聞きに行ったのである。Social Security Number を持っているかどうか尋ねられ、「ない」と答えたところ、「6ヶ月ほど待つかもしれない」と言われて、大いにびっくり。「6ヶ月ー?!」思わず呆れ顔で聞き返してしまった。彼女は冷静に私の仮免許証の期限を1月29日に延長してくれ、「この日までに届かなかったら、またその時来てね。」と笑顔で対応されてしまった。うーん、それにしても去年よりも待機期間が長くなった気がする。しかし6ヶ月待つかもしれないのなら、最初から仮免許証の期限も3月末にしていただきたいものである。また足を運ばねばならないではないか。
免許証がないと私のPhotoIDはパスポートのみなのである。学生証もあるが、これはあまり身分証明書としては役に立たない。なぜなら名前と写真しかないからである。生年月日が入ったPhotoIDがないとお酒が買えないし、お店でも飲めない。明らかに21歳以上の人であっても、厳しい店は厳しいのである。あまりパスポートは普段持って歩きたくないのである。なので早く免許証が欲しかったのだが、仕方がない。
アメリカは、1年半前と比較すると外国人にとって不便になりつつあるような気がする。外国からの輸入品、外国人に対する対応、閉鎖性。確かアメリカは外国からの優秀な人を受け入れてここまでの国になったような気がするのだが、そんなに外国人を受け入れづらくしてしまっていいのだろうか? あ、でも私は凡人だから、どっちにしてもあまり最初から歓迎されていないのかもしれない…。
そういえば前に一番移民の受け入れにうるさい国は日本とアメリカだとどこかで読んだ。日本が厳しいのは分かっていたが、アメリカ?と少し意外な気がした。知り合いでも不法滞在者は結構いるのである。観光ビザででやって来て、子供たちは既にこっちの学校へ通っている家族も知っている。どうして滞在資格がないのに学校へ通えるのか不思議に思って聞いたところ、何か証明書を出してほしいともし学校が言えば、それは逆に差別だと訴えられる可能性があるということらしい。なので学校側も分かっていても、そのまま受け入れるらしい。何だか日本では考えられないことだ。
クラスメートや知り合いの家族が市民権を得ることができた理由で最も多いのは、そのうちのお父さんがベトナム戦争へ行ったことである。アメリカは市民権というカードをチラつかせて、外国人を戦場へ送っていたのだ。うーん、それで市民権か。そんなにしてまで皆アメリカへ住みたかったのだろうか?自国を捨ててまで?戦争に行ってまで?私が今話した家族のほとんどはメキシコ人である。隣の国だし、もともと彼らの領土だったところなので、日本人の私には彼らの気持ちを理解することは不可能だと思う。でもアメリカはそうして役に立つ人をひきつけて、どんどん大きくなるのだ。何だか不思議な国である。
それにしても早く免許書がほしい。あと4ヶ月か…。ふー…。