あー、今書いた文章が全部消えてしまった。最近私のPCは非常に不安定だ。いろいろセットアップし直したいが、忙しいので今はやっている暇はない。
今日は雪を見た。この時期にカリフォルニアに雪が降るのは、非常に珍しいらしい。ニュースでも大々的に取り上げられていた。私は友人が山の上が白くなっていると言うので、気が付いた。山と言っても3時間ほどで登れる小さな山だ。そこに雪が降っていたということは、かなり夜は寒かったのだろう。確かに今朝は寒かった。
今晩のニュース番組では、金曜日に行ったイベント(講演会?)のニュースもやっていた。Billy Grahamという人の説法(?)を聞きにPasadenaへ行ったのだ。4日間のイベントで、今日一日で83,000人が集まったと言っていた。(あ、でも祭りもあったらしい)あの有名なRose Bowlでの講演会だったのである。私たちは交通渋滞に巻き込まれ、着いたときは音楽は終わり、ちょうど彼の話が始まるところだった。1時間少しそこにいたのであるが、彼の話は30分ほど。そんなにありがたい話だっただろうか?70,000人という人数の人間観察の方が興味深く、あまり話を聞いていなかった。うーん、何だか一つのものを盲目的に単純に信じてしまうアメリカ人をたくさん見たような気がして、あまり好きなイベントではなかった。(この団体行動は愛国心につながる行動のような気がするのだ)ま、どんなものか興味だけで行ったので、(インターナショナル学生にいつもボランティアをしてくれる家族に誘われたのだ。彼らの教会からかなりの人数でバスで行った。)集まった人の数以外は特に驚いたこともなし。広すぎると思う。球場の真ん中のステージでいくらスクリーンごしに説法してもらっても、あまりご利益は感じられないでしょ。せめて、教会か体育館くらいでないと。
私はバスの中で、ボランティアをしてくれている大学生の女の子との会話の方が有意義だった。わざわざその方の話を聞きに行かなくても、こんなに見ず知らずの私たち(インターナショナル学生)にボランティア活動をしてくれている皆さんの方が、感心されるに値するでしょ、と思う私だった。当日も彼女の家族の手作りのサンドウィッチと果物とクッキーと飲み物をいただいた。手間暇を考えただけでも、アメリカ人のボランティア精神と行動力にはとても頭が下がる。一人でやってきた(ほとんどのインターナショナル学生はそうだが)外国人にとって、いろいろなイベントや家庭へのご招待は大変ありがたい。彼らの活動のおかげで、いろいろな人に知り合えたし、知らない文化を学ぶ機会も増えた。本当にこういうところは私たち日本人は見習うべきところである。
今さっき、ふと外を見たらパトカーがアパートの敷地内に2台。何かあったのだろうか?としばらく見ていたのだが、何事も起こらなかった。ま、パトカーはさておき、ここがもう少し安全だったら、いいのにとは思う。私の感覚だと田舎は安心なような気がするのだが、ここではほとんどの場所で歩くことはできない。たまに近所のスーパーへ(15分ほど)散歩に行くのだが、昼間でもほとんど誰も歩いていないので何だか心地が良くない。(すれ違うのは1人くらいか)先日、車の税金を払う用事があり、少し(300メートルほど)街中を歩いたのだが、歩いていたのは浮浪者と私の他にもう一人だけだ。どうして街中なのに、歩けないのだろうか?皆が歩けば、それだけ街中も安全になると思うのだが。
私のルームメイトは市長のアシスタントをしている。(秘書ではない)市長の目標の一つに、この町をWalkableにするというのがあるらしい。(先日行ったPasadenaのようにだ。Pasadenaはお店が道に立ち並ぶきれいな町で住宅地だって歩ける。東京のこギレイな町並みのようだ)ルームメイトに「それについてどう思う?」と聞かれたとき、ぜひそうすべきだと力説してしまった。歩けない町なんて、一体?健康面からも精神衛生面からも良くないでしょ。少なくても私はもっと歩きたい。窮屈だ。アメリカに来てからすぐに体重が4kg近く減り、そのまま維持しているのだが、よく考えると、これは筋力が脂肪に変わっただけかもしれない。そして動かないために、あまりおなかがすかない。勉強しかしていないので、本当に動き回りたい。でも近所すら、歩き回れないのである。とても体に悪い環境だ。
さて、手がかなり痛くなってきたので、ここら辺でキーボードをたたくのは止めておこう。腱鞘炎が先々週から復活してしまった。試験勉強のせいである。そして、コンピュータクラスの宿題。あー、アメリカ田舎生活は本当に体に良くない。老化が早まりそうな気さえする。