今日学校へ行ったら、ほとんど人はいなかった。事務所や書店はやっていたが、学生のいない学校は何だか不思議な感じだ。先週までは書店に本を売りに来る学生の行列ができていた、今日は1人もいなかった。私もテキストを売りたいのだが、どうすべきか考えている。聞いたところによると、書店はかなり安値でしか買ってくれないそうだ。しかしUsedで売っている値段は、新品の3分の2ほどの価格。ふーむ、自分で掲示板にでも「売ります」という紙を貼るべきか。売りたい本もあれば、買わねばならない本もある。Winter Sessionのテキストは、ネットで先程オーダーした。新品で59ドル。Shippingがかかるので、合計で64ドルほど。書店の新品が125ドル、中古が75ドルなので、少しは節約になった。しかし届くまでは心配だ。
それにしてもアメリカは本が高すぎる。教科書1冊に125ドルなんて、最初は少し驚いた。5科目取ったら、5倍だ。専攻が同じ人同士で助け合いたいものである。(教授が一緒ならの話だが。)前に英語の教授が「アメリカは出版社が多すぎる上に、教科書は教授の好みによる。だから何冊売れるかわからないので、値段を高く設定せざるを得ない。」と言っていた。競争社会って普通は値段が下がるものではないのかー?!日本で125ドルも出したら、辞典や特定分野の専門書が2冊は買えそうだ。
さて、今日は午後友人から電話があり、買い物に出かけた。CostCoと隣のショッピングモールへ行った。CostCoは物は安いのだが、いかんせん量が多すぎて、一人で購入するには無理がある。スライスチーズ、安くて買いたかったのだが、150枚と書かれていると毎日食べても5ヶ月になる。絶対に消費しきれないと思い、断念した。パンを友人と共同で購入。同じ食品を共同で購入できれば、かなり安いことは間違いがないのだが。
その後はモールへ。アメリカのモールは小さな店がたくさんある上に、デパートが3つ4つくっついた構造になっている。店がたくさんありすぎて本当に巨大だ。それほど買い物好きというわけでもないので(そして沢山見れば悩むだろうし、歩き回るのもくたびれるので)いつもデパートは見ずに、小さなお店をぶらっと一回りしただけで帰ってくる。どこの国でも同じなのは、男の人が必ずベンチや外で待っている姿。日本でもよく見かける光景だ。やはり買い物好きなのは、圧倒的に女性のようである。
その後はお寿司を食べに行った。おごっていただきました。久しぶりのお寿司。おいしかったのだが、日本のお寿司とはもちろん少し違う。ホタテは勝手に味付けされているし、ガーリック味だったりする。それでもイクラはおいしかった。私の好物の一つである。変な名前もあった。スパイダー。寿司の名前にスパイダー。食欲が減退するようなネーミングだ。ここも他の店同様に韓国人経営の日本レストランである。日本人が経営している日本食屋よりも、韓国人経営の店の方が圧倒的に多い。さて、またサービスに「??」となった私であった。注文していないものが出てきたり、注文したものがこないのである。しかしここはアメリカ。いちいち腹を立てても仕方ないのである。完璧なサービスなんて求めてはいけない国なのだ。働く人の質は日本人の方が数段優れているような気が、どうしてもしてしまう。
そうそう今日1月ほどサボっていた所持金チェックをした。銀行へ行き、残りのT/Cを全て貯金し、これからの必要経費を計算したところ、かなり厳しい生活が今後は待っているということに気が付いた。いや、最初から知ってはいたのだが。とりあえず冷蔵庫の中身だけで、年末まで持たせよう。