絶対話せる!英会話

気が狂ってしまった人。(その2)

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(続きです。)

旦那は何だか気の毒だった。彼女はやけに「In front of my husband」を何度も絶叫していたので、恐らく気が狂う前は旦那にとっていい奥さんだったのではないだろうか。しかし元々負の方向に働きやすい性質を持っていたのだろうな、と思う。だが、あんな危険人物に治療を受けさせず放っておくのはまずい。私はこういう風に、人に危害を加える可能性のある人は隔離されるべきだろうと思っている。なぜなら気が狂ってしまった時点で、その人に常識は通用しない。皆が自分を攻撃してくると考えたりするからだ。そうなるとその人は自分を守るため、他の人の自由に生きる権利を侵害する恐れがある。一人の狂人が多くの人を殺す可能性だってある。そうなると一人の狂ってしまった人の人権よりも、周りの人を守る手を打つ方が先だろうと私は思うのだ。狂ってしまった人と何人か接触した後、私はそう考えるようになった。

それにしても本当に気が狂った人に、思いっきり襲われたのは初めてである。普通の女性となら殴り合いのケンカしても勝てるのではないかと普段は思っている私だが、狂人には絶対に勝てないということが今回よくわかった。彼女は私のアクリルの爪を割り、私の手に爪で引っかき傷を残した。知っている人は分かると思うが、アクリルの爪は本当に硬い。これを一瞬にして割り、私の爪からはがすには相当な力がいる。昨晩は顎から首の周りがだるかった。今朝起きてみたところ、右腕全体がだるく、左手親指が赤く腫れていて指が最後まで曲がらない。どうにか曲げようとすると、かなり痛い。しかしある程度までは曲がるので、骨に異常はないと思う。ただ赤く間接部分が腫れているので、恐らく突き指と同じ症状だと思われる。本日は土曜日で、そして今日からアメリカは3連休なので、病院へは行かない。このことで半日も時間を病院で潰すのはもったいない。昨晩はマネージャーがいなかったので、後で彼へ電話で報告し、湿布か何かを買って来ようと思う。

日本と違い、こちらでは一般の人が銃を持っている可能性があるので、私のような行動は絶対に慎まなければいけない。しかしねぇ、無意識に捕まえなきゃ、と思ってしまったのだ。こういうときの行動は本能的なものであり、逃げるより挑んでいってしまう私のような性格の人はとても危険だ。相手が男の人なら逃げただろうが、彼女は私くらいの背丈の小柄な人だった。だが、今後は気をつけよう。一人の狂人のために、死んだりしたら馬鹿みたいだ。しかし何だか私の周りではこういうトラブルが多いな。気を付けよう。

(追加)
驚いたのは、事件が起きたとき店の中にいた1グループが去るときに、「Excitementだったわね。また見てもいいくらいだ。」と言って去って行ったこと。私ともう一人のウェイトレスは顔を見合わせてしまった。「はぁ~?何を言っているんだ?怪我人がいるのに、何だよ、その反応?」私たちは何も言わなかったが、帰った後「何?あの人たち。冗談でも言ってはいけない台詞でしょ。」と呆れかえった。

(追加その2) 知り合いの皆様へ。
とりあえず大したことはありません。大丈夫です。

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