今日の試験は5時に終わったので、教室の外へ出てみたら、外はもう既に暗かった。すると帰り道の光景がまるで違うものになっていた。私は大金持ちが住むBel Air, Beverly Hillsを通って帰ってくるので、クリスマスの飾りやライティングが夜には現れる。この通りを今まで夜に車で走ったことがなかったので気付かなかったのだが、ものすごい飾り付けになっている家が何件かあった。一体このためにいくらかけているのだろう?と余計なことを考えてしまった。不景気の中にあっても、それでもまだこういう超お金持ちの人たちには影響はあまりいかないようだ。
さて、この通りにはバス停が結構多く存在する。バスに乗らない人たちの通りにバス停がなぜ多いか、皆さん分かります? それはそういう大金持ちの家で働くメイドの人たちのために存在している。このバス停には通常はヒスパニック以外の人はいない。
帰り道には公園にクリスマスツリー売り場が出来ていた。いつの間にかもう12月だった。先日はドラッグストアに行ったところ、物乞いの人が3人もいた。(いつもはいない。浮浪者ではないと思う。)こうやって何時間も座って「お釣りはある?」と聞いている人たちと、お金持ちの家が建ち並ぶところは、恐らく2kmも離れていない。アメリカって、本当に不公平が当たり前のように存在する国だな、とまた実感してしまう。