今週から学校が始まったようで、朝の道路(高速へ入る一般道)に車が増えた。こうなると、少なくても 5分は早く家を出ないとならない。ずっと皆が夏休みでいてくれたら、よかったのに、なんて思ってしまう。やっぱり車社会は好きになれない。
日本からアメリカに住みたかった人は田舎から来た人が多い、と、私の周りの人を見ていると思う。そういう人たちは、こういう車社会が当たり前。なので抵抗がない。一方、私は東京のお隣の市、そして更にその隣の市に住んでいた。東京にも10年。なので移動は電車かバス。ときどき自転車。車も買い物のときには乗ってはいたけれど(父の運転だが)、大抵は公共交通機関の利用。なのでどこに行くにも、自分が運転をしないとならないことには、未だにかなり抵抗がある。
アメリカ人って運転が下手だから(教習所に行かなくても免許が取れるから)危険も多いし、その上、何と言っても道が悪すぎ。高速道路だってガタガタ。通勤にかかるガソリン代だって会社は払ってくれないし(日本なら会社が交通費負担だけれど)、車の保険代だって馬鹿にならない。電車やバスに乗らないから運動不足で体はたるむし、公害は増えるし、全くいいことがない。そして私が使うフリーウェイの一つは、全米一公害のひどい道。
車社会って本当にいいことないよなー、と混み始めた道を運転しながら、そう思った。