今日はクリスマスイブ。朝ニュースを見ていたら、モールで最後の駆け込みショッピング(クリスマスのため)をしていた人が、「今日まで時間が取れなくって。それでも今日は空いているからいいね。」と言っていた。あ、そうなんだ、今日はさすがに空いているのか、なら私もたまには買い物に行くか、と思い立ち家を出た。
ところがどっこい。まず近所のTargetに行ったら、駐車スペースを見つけるのに苦労した。仕事帰りに寄るときはいつもガラガラなのに。そしてTargetの後、家から15分ほどの距離のところにあるOutlet Mallへも行ってみた。前の会社で働いていたときは通勤途中にあったので時々寄っていたが、今日は久しぶり。ところがここもまた駐車場には車がぎっしりだった。いつもはどこかしら空いているのに(平日しか行ったことがなかった)、駐車できるまでにグルグルと運転して10分ほどかかった。大きな袋を抱えた人の後ろをついていって、その人が出て行くのを待ってやっと停めることができた。
人が多かった。クリスマスイブだから人はあまりいないのか、なんて思った私がバカだった。明日はお店が休みになるので、今日は最後の買い物客でにぎわうらしい。そう言えば、私はどうしてこういうことを今まで知らなかったのだろう?と、ふと思った。クリスマスイブに一般のアメリカ人がどういう行動をするか、何で知らなかったのだろう。なので過去にこの日に何をしていたかを、自分のブログでたどってみた。
まずアメリカに来た最初の年。
<2004年> http://blog.alc.co.jp/blog/2000645/13303
鍵を忘れて外出。クリスマスのミュージカルを見た後、ドアを壊してアパートに入ったらしい。何やっているんだか。ちなみにミュージカルを見に行ったこの教会は、破産申請している。破産したときには、ちょっとニュースになっていた。http://www.cnn.co.jp/usa/30000587.html
<2005年> 日本にて。学費がなくなり日本への出稼ぎ帰国中。
<2006年> http://blog.alc.co.jp/blog/2000645/67560
髪を切りにいって、夜は働いた。この頃はその月の収入が次の月の生活費だったので、勉強するか、働くかのどちらかだった。
<2007年> http://blog.alc.co.jp/blog/2000645/102829
LAに越してきて最初の年。知り合いが子供を連れて遊びに来ていた。下の部屋の住人と、その日にもめたっけ。脅迫状みたいな変なカードをもらい(一応差出人は不明だが、その前にもルームメイトの車にペンで落書きされたり、嫌がらせを受けていたので、犯人は下の住人しかあり得なかった。)「今後こんなことをしたら脅迫を受けているとい言って警察に提出するよ。」と睨んだ。その後しばらくして下の住人は出て行った。
<2008年> 日本の実家で過ごす。
<2009年> Mexico City にて。
去年は初めてクリスマスらしいクリスマスを過ごした。しかしアメリカと違い、メキシコは完全にカトリックの国。そのためアメリカ人のようにクリスマスショッピングが一大イベントとなるようなこともなく、厳かな感じでクリスマスは迎えられる。町の至る所に小さなガラスケースのマリア様が置かれていて、この時期はその周りが花と電飾で飾られていた。メキシコのクリスマスはアメリカのクリスマスと違ってお祭り気分は少なく、本当に純粋にジーザスの誕生を喜んでいるという印象だった。
ということで、アメリカで過ごしたクリスマスは、実はまだ4回目だった。そしてあまり町へ出て行動はしていなかったらしい。ずっと学生だったため行動パターンが一般の人とは一致していなかったせいもあり、一般のアメリカ人がどのようにクリスマスイブを過ごすとか考えたこともなかった。なので今日まで、クリスマスイブに買い物客がごった返すということも知らなかったわけだ。ブログを見返してみて、そうか、と納得。
ちなみに今日の買い物は、Targetでセーター($7)と、その他日用品。Gapでカーディガン($17.99ドル)。Maxstudioでカーディガン($58)。Papayaでパンツ($19.99)。今日買った洋服は実は会社用。職場(環境) が変わると、来ていく服も変わる。ということで、買い物に行く必要があったのだ。
帰りに駐車場を出たところ、モールの付近の一般道も路上駐車がぎっしりで隙間がなかった。
来年からはクリスマス直前の休日の買い物は止めた方がいい、と思った。