昨日は松本アカデミアへ参加してきた。何と言っても驚くのは、参加者の民さんの英語のレベルが高いことである。私なんて、ついていくだけでもう大変、大変…。
いきなり英作文、1分間スピーチ。しぇー、書けません、話せませんってと内心思いながら長ーい(時間的には)勉強時間がスタートしたのだった。
「そうそう、こういうピッタリな言い回し知らないのよねー、私って。」と、ずっと頷きながら、講義中、先生のお話をちょこちょことメモに取った。「おぉ、そう言うのか」ということがいっぱいのノートになった。殴り書きのメモだが、今朝の電車の中でも見直してみた。
私がとてもうなったのは、
1.live well も die well も同じような意味になるということ。
2.first とsecondはつながっていないということ。
人が言ったことに対して、second opinionと言えば、
反対意見になるということ。
3. look はコロコロと変化するもであること。
一方、faceは何処から見てもそのまま。変わらないということ。
こういうことは、なかなか日本では誰も教えてくれない。とても有難い講義だった。
勉強を始めるといろいろなものがつながるというとこを前に書いたのだが、昨日の講義と絡んで、またまた今日も実感した。
それは松本アカデミアさんも書いてらっしゃるバージンロード。私はバージンロードを“aisle”というのは知っていたのだが、バージンロードでもいいのだろうと思っていた。とても中途半端な知識…。これを覚えたのは、前に”Legally Blonde”を多分数百回見たときのこと。美容室の中のたわいもない会話で出てきた。“We thought she’d be the first to walk down the aisle and now she’s totally adrift.”というセリフだった。さきほど「Alley McBeal」を見ていたら、ここでも同じような使われ方をしていた。つまり”walk down the aisle”。この言い方は定番らしい。このセリフだって、昨日の講義でこの“aisle”の話を聞かなければ、聞き逃していたかもしれない。本当に勉強ってつながるものだ。
点と点がつながって、間違いなく自分の中で意味を持つ言葉として定着した言葉が今日はもう一つ。やはり「Alley McBeal」から。太った女性Angelaと結婚を控えた男の人が、言ったセリフ。”I have to settle for Angela.” (have to だったか、別の言葉だったかは定かではないが)「とにかく彼女で手を打てと?」これは先月の「Let’s speak」で出てきた。「I’m not going to settle for good memories.」(いい思い出なんかじゃだめよ。)という文だった。”settle for” は(不満足ながら)~を受け入れる、~でよしとするという意味。この言葉はアリーのおかげで、今日私の中での感覚が言葉のニュアンスをしっかりゲットした。
こう考えると常に広くいろいろとやっておくことは、とても大事である。receptorをいつもたくさん持っておくということだろうか。
最初にも書いたが、とてもレベルの高い人の集まる松本アカデミア。皆さんのモチベーション(学ぶことへの貪欲さと書くべきか)は並々ではない。勉強すればするほど、先が遠いというのは本当である。皆さん、そう考えていらっしゃるようだ。しかもあまり若い人がいないのである。最高年令は92歳!驚きませんかー?まだ学んでいらっしゃる。そしてPCを使いお仕事もなさっているとのこと。はっきり言って自分がその歳でまだ勉強したいと思えるかどうか、自信がない。とても頭の下がる思いがした。
とにかくいろいろと刺激を受けて帰ってきたのは間違いがない。
「私の英語学習なんて本当にまだまだ甘い!」
ということをつくづく思い知らせてくれた一日であった。