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哲学入門本。

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私の朝の通勤時間は読書タイム。私は本がないと10分と電車には乗っていられない。イライラしてくるのだ。先日から何度も書いているが「Silent Spring」。実は毎朝5ページくらいずつしか読んでいない。朝座って読んでいると、眠くなってきてしまうのだ。

そして次に取り出すのが、「現代哲学への招待」。この本は読めるページは(つまり読めないページもある)、一言一言に「ふむふむ」となり、若かりし頃の自分の思考パターンを思い出させてくれる。時として自分が上手く言い表せなかったことを、さらりと説明もしてくれる。この本を読み始めた頃は(3日前くらいかな?)、「おぉ、私って哲学的な考え方の要素を持っているかも。」なんてほくそ笑んでいたのだが、それは大きな間違いであった。次々に紹介されまくる哲学者と、その考え方・言葉の定義、そしてその説明やらに、はっきり言って圧倒されている。3回読んで初めて意味の分かる文章もある。たまに何度読んでも分からない文章さえある。

この2冊に今朝から新しい本が加わった。(一冊ずつ読めばいいのだが、飽きっぽい私は気分に合わせて、いつも数冊の本が必要なのだ。)その本は「空想哲学講義」というものである。日曜日に図書館で借りてきた。開いてみて驚いた。漫画の内容を引用して、偉大な哲学者の思想を学ぼうというコンセプトの本なのである。しかも出てくる漫画は私の知っているものばかり。(ゲームも紹介されているが、私はゲームは一切しないのでよく分からない。)

まず第一章。いきなり「超時空要塞マクロス」である。「マクロス~!?いやー、嬉しいわー。」とそれだけで朝からハッピーな気分である。「マクロス」のキャラやストーリーを使い、ヘーゲル、ショーペンハウアー、ベルクソンの思想を説明しているのである。「マクロス」なんて言っても、知らない人は全く知らないだろうが、これは日曜日の確か午後2時からやっていた当時大流行したアニメである。(いや、私の周りだけかもしれない。)キューティーハニーから始まり、マジンガーZ、デビルマン(永井豪が多いな。)ガンダム、イデオン、マクロスなどなど(とりあえずメジャーなものだけ書いておく)小さい頃からアニメが大好きだった私。その中でも「マクロス」は特に私のお気に入りだった。アニメの中の歌だって歌えてしまう。(いや、きっとマクロスを見ていた人は皆歌えるはずだ。なぜならそれが戦いの重大な鍵になるからだ。)この本によると、放映されたのは1982年だったらしい。私がアニメ雑誌を毎月3冊買っていた時代だ。

とにかくそれほどアニメ好きだった私に、アニメを使って、しかも「マクロス」(しつこいって、私。)で哲学の入門本があるなんて、まさに私のための本?と今朝は喜んだ。マクロスの小話が面白おかしく出ているので、電車で一人クスクスと笑いながら、読んでしまった。しかも危うく降りる駅で降りそこなうところだった。それほどはまって読んでいたのである。

哲学入門本は堅苦しいものばかりである。しかもズラっと哲学者とその思想を駆け足で説明してあるので、めまぐるしいばかりでちっとも頭に残らなかった。でもこの本はいい。哲学者の考えとアニメキャラが結びついているので、頭に残りやすい。(問題があるとすれば、元のアニメを知らない人には、分かりにくいかもしれないということである。)それにしても、よくこんなふざけた本を出したと思うが、私にはまさにうってつけの本であるようだ。

まだ第二章までしか読んでいないのだが(第二章は「電車でGo!」が使われている)、次の章からは全て知っている漫画のオンパレード。この哲学入門書なら、私でも哲学の世界へ入っていけそうだ。ちなみにこの後は、「タイムボカン」「アンパンマン」「キューティーハニー」「天才バカボン」、そして最後は、私のお気に入りだった「スケバン刑事」である。いやぁ、明日からの通勤が楽しくなりそうだ。

さて今日Amazon.comから、次の学期のテキストを発送したとメールが届いていた。うーむ、かなり不安である。英語も、テキストの中身も。何せ日本語で読んでもよく理解できない学問なのである。英語だと一体どうなるのか。二重の苦しみとなってしまうのだろうか?

ま、とにかくその本物のテキストを読む前にこの本に出合えて良かった。

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