知っていることは、時々どこかでつながる。今日思ったのは、ビジネス英会話を聞いていたとき。それは「conspicuous consumption」という言葉を聞いたとき。日本語だと誇示的消費と言うらしい。(英語で覚えて、英語で理解してしまったので、日本語は知らなかった。)
去年の今頃、経済の授業を取っていたときに出てきた言葉だ。Thorstein Veblen の言葉らしい。はっきり言って、Veblenも含め、あのときに覚えた経済学者の主張はあまり思い出せない。「conspicuous consumption」が何を言うかの説明くらいならかろうじてできるくらいか。確かVeblenについてのエッセイ試験では満点をもらったはずなのだが…。しかーし今、何がどうか説明してみなさいと聞かれたら、はっきり言って何も即答はできない。(情けない…。)
昨日「For beginners 資本論」と「世界一かんたんな経済学入門」を読み終わった。なぜこんな本を読んでいたかというと、折角勉強した(少しだが)経済理論の断片を忘れてしまうのは勿体ないと突然思ったのだ。そしてこのまま記憶の彼方へ消えていってしまう前に復習しておいた方がいいのではないか、と思ったのだった。
そして昨日は資本論の本(漫画のような簡易本)を読み終え、「まずい、細かいところはかなり思い出せない」と反省していたところだった。そして今日「Consupicuous Consumption」なんて言葉が出てきて、去年の授業を更に思い出させてくれた。
人にとってはつながらないことも、自分の中では時々偶然が重なって、勉強しなくてはいけない気にさせられる。
復習しておきなさいってことか。