今日はALC PodcastingのHPを見て、iTunesをダウンロードしてみた。まず適当にあちこちいじってみて、大体の動きを把握。そして最初はALC Podcasting にあった岩村圭南先生の講座をダウンロードした。これはとてもいい。何と言っても1分ないのがいい。余分な発言もなく、さっと練習してさっと終わる。集中力の続かない私には、理想的。
そして次はこのブログでも皆さんが利用されているCNNへ。このニュースも、やはり短くていい。3分ほどで終わるので、集中力が切れる前に終わってくれる。
今度はABCニュースへ。これは20分。家のPCの前で聞くだけの20分は、ちょっと私には無理そうだ。通勤電車の中でなら可能かもしれない。その後は英語のリスニング目的のものをいくつかダウンロードしてみたが、いまひとつだった。なぜなら、話すスピードが異常に遅かったのだ。私が聞いていてもイライラするくらいのスピードの英語だったので、教材としていいとは思えなかった。
他にもいろいろと探してみたかったのだが、あまりいろいろと探し続けていても時間ばかりかかるので、とりあえず岩村圭南先生とCNNだけ登録した。
私は「英語を聞こう」とか、「これをしなきゃ」と思っても、その最初の作業が面倒になっていつも続かなくなってしまう。その作業というのは、TVのスイッチをつける、CDの電源を入れるとかいうことにすぎないのだが、何だか面倒になってしまうのである。しかし、今回iTunesだったら大丈夫かもと思った。なぜなら私はPCだけは何があってもつける、そして理由が何であれ、1時間は家のPCの前に座っている。これなら何かをしながらでも、さっとiTunesで英語を聞くことができると思ったのだ。
私はこれをダウンロードして、外に持ち出すことはしないと思うが(何せ耳が弱い)、しばらくは目新しさでいろいろやってみると思う。それにしても何て素晴らしい世の中になったのだろう、とつくづく思う。私が若い頃は英語の番組なんてNHKくらいだったし、英語をTVで見れることなんてほとんどなかった。ラジオだってFENがあったくらい。洋楽の番組だってベストヒットUSAとポッパーズMTV、そしてSony MTVくらいだった。夜遅くまで起きていたり、ビデオにでも取らない限り、英語に触れることなんて難しかった。それが今はどこにいても英語が聞ける。
昔は聞きたくても聞けなかったものが一瞬で手に入る。本当ならこのありがたい環境に感謝して、いろいろと無駄にしないようにしなければならないのだが、この環境が当たり前になってしまうと、途端にありがたみがなくなってしまう。うーん、今のこの環境で、あの頃のハングリーな気持ちが欲しい。