ふー、今さっきやっと来週の経済の授業のディスカッションの準備を終えた。グループディスカッションに参加するにあたって、各自3ページのレポートが必要なのである。そして再来週はプレゼンテーションなのだ。今回私たちが選んだテーマは「tax cut」と「increased military spending」はアメリカ経済にとって刺激になるかどうか？というものである。これに関する記事がテキストに30ページに渡って書かれているので、それをまとめた。それだけではよく理解できないことが多かったので、ネットでもリサーチ、そして自分の意見をまとめて出来上がった。結果として、7時間くらい今日一日で費やしてしまった。もっと要領よくさっさと仕上げないと、これから先が思いやられる。本当は今夜はパーティで紹介された家族にご飯を誘われていたのだけれど、とても宿題の量が多くて終わるのだろうか…という不安に襲われたため、残念ながらお断りした。
今日は「Presidential Debate」を見た。さらにもう一回あるようである。これもまた宿題の一部。来週の水曜日までにレポートを提出しなければならないのである。今日の討論は前回と違って、一般の人がそれぞれBushとKerryに質問する形式だった。質問内容も、そして誰が当日質問するのかも司会者しか知らないという形をとっていた。そのせいか、前回のディベートよりはLive感があり、遥かにおもしろかった。しかも今回はドメスティックな問題についてだったので、以前のIraqとセキュリティよりははるかに一般レベルの問題であり、しかも来週のディスカッションのテーマがBush administration の「tax cut」と「increased military spending」についてなので勉強したため、予備知識があったので、ふむふむと思いながら聞くことができた。しかしアメリカ経済やアメリカについてはまるで興味がなかったのでほとんど無知な私。未だにどの州がどこにあるのか、地域の時差はどのくらいなのかも知らないのである。今日そのディベートが何時からかネットで調べていたときに、げっ、私って時差も知らない…、と思ったのであった。こっちのネットのTV番組表は時差があるため、どこどこ時間って書かれているのに、その地域と自分の住んでいるところの時差がわからなかったのである。同じ国内なのに、時差があるって変だよなー。州によっては、サマータイムを導入していないところもあるらしい。インディアンが多いところ。あー州の名前が思い出せない。全く州の名前が覚えられない…。
さてそういうことは置いておき、最近学習するって自分で考えることなんだなーと感じている。ひょっとして当たり前のこと？でも私はわかっていたようでも、知らなかった。例えばテキストを自分で読んで理解したつもりでも、それは知識でしかないんだよね。自分の中に吸収することが大事なんだと思う。つまりそれがどうしたのか、どうなっているのか、どう機能するのか、考えること。人の意見はいくら自分で「なるほど」と思ってもまたそれを考え直さなければ自分の意見は生まれてこない。ここに来る前も、自分ではそうしていたつもりだったのだけれど、ここに来て人に説明したり、レポートを書いたりアウトプットをするようになって、していたつもりと実際にすることの違いに気がついた。人に自分の意見や考えを伝えるのは難しいのだ。同じ日本人同士なら、阿吽の呼吸でわかること、今更説明の必要性のない共通文化や環境が根底にあるけれど、そういうものをシェアしてない人に説明するのは、とても難しい。
ふー、一山越えたので、ビールを飲んでいたらいい気分になってきてしまった。しかもまたポップコーンを一袋食べてしまった。12時を過ぎているのに…。ベッドに入りたいところではあるが、とりあえず英作文の宿題をしよう。さて、やらなきゃ。
