今日は授業以外何も予定がなかったので、洗濯、片付けをのんびりとこなした。とても暖かい一日で、午後はタンクトップにショートパンツで過ごせた。朝のニュースでフィラデルフィアは激寒!というニュースをやっていたのに、ここはまるで初夏のような気候だ。(しかし朝晩は寒いので、コートが必要。)
明るい日差しの中で、のんびりと家事をこなした後、予習を始めた。今日は教科書を読書中、声を出して笑ってしまった。
明日のChapterは“Internal Control”とのことで、Monitoringの大切さなどが書かれている。そしてその中にClues to Potential Problemsとあり、どうしたら従業員のWarning signsを見つけられるか箇条書きにされていた。それは以下のとおり。
1.Abrupt change in lifestyle (without winning the lottery).
2.Close social relationships with suppliers.
3.Refusing to take a vacation.
4.Frequent borrowing from other employees.
5.Excessive use of alcohol or drugs.
私が笑ってしまったのは、「1」である。へっ、宝くじ?わざわざ「宝くじに当たることなしに」と書く必要があるのだろうか?宝くじに当たると、そんなに生活が変わるものなのか。それにしても現実的ではないな。遺産相続とかの方が、実際に起こりそうな気がするのだが。うーん、それともアメリカでは宝くじに当たる人がたくさんいるのだろうか?
「4」「5」は日本でも当然だろう。「2」は日本だと意外にいいことと判断されるかもしれない。そして「?」と思ったのが、「3」である。「何でかなー?」としばらく考えた後、ひょっとしたら休暇中に誰かに何かを触られて困ることがあるから休暇が取れないってことか?と思ったのだが、どうだろう?でも休暇を取らないからって、日本ではまず怪しまれたりしないだろう。かえって評価が上がりそうだ。
ま、何にせよ、ちょっと退屈な会計の教科書ではあるが、今日は少し好きになった。
宝くじと言えば、アメリカでは朝のニュースでも「高額当選者」が家族揃ってTVインタビューに応えたりするのをよく見かける。日本のTVではまず見たことがない。アメリカでは、宝くじに当たったら皆に報告するのが当たり前なのかもしれない。だから教科書に「宝くじに当たることなしに」と但し書きがあるのかもしれない。つまり宝くじに当たったら、それは周知の事実になるのかもしれないのだ。だから宝くじに当たったわけでもないのに(もし当たっていたら皆が知っているはずだから)、急激なライフスタイルの変化は怪しいと思われてしまうのか。日本ではあまり聞かない話だ。だいたい高額当選にしたって、300万円程度までなら聞いたことがあるが、それ以上の金額に当たったという人はお目にかかったことがない。こっそり少しずつ使っているのだろうか。いずれにせよ、宝くじに当たったからと言って、日本人のライフスタイルはそんなに急激に変わりそうもないような気がする。貯金したり、子供の学費に回ったりするくらいだろう。あ、車くらいは買い換えるかもね。あ、これが生活の変化か。
そうだな、私が宝くじに当たったら、全てをキリのいいところで一旦中断し、文字通りの世界一周旅行に出かける。決して高級ホテルなどは使わずに、のんびり気の向くままに、バックパッカーとなりあちこちの国を放浪したい。そして充電後はまた元の生活に戻るのだ。しかし現実的ではないので、考えるのは止めておこう。
教科書から随分と内容が逸れてしまった。もっとためになるところに時間を費やせばいいのに、私はどうしてもこういうところに目が行ってしまい、いろいろ考えてしまうのだ。これは勉強に対する拒否反応なのだろうか?