今朝も起床は5時。すっかり早寝早起きの習慣が身に付いたようだ。最近授業のことを全く書いていなかったのだが、月曜から木曜まで朝2時間半きちんと学校へは通っている。毎日毎日ものすごい速さで授業は進んでいく。今日は1時間でChapter1つが終わり(そして本日のノルマが終わると教授はおしゃべりに突入する。映画、舞台、スポーツ、そしてN.Y.とカリフォルニアの習慣の違いなどなど)明日もChapterが1つ終わる予定だ。宿題も毎日膨大な量だが、それは大したことはない。
私が一番困っていることは、毎日教わる新しい「会計の決まりごとやルール」を理解はできても、それを応用し、自分のものにする時間がないことだ。毎日新しい数式の解き方や方程式をいくつも習っているような気分である。「あ、なるほどね。」と思っても、それが自分で応用できるかどうかは、とても疑問なのである。しかし、試験ではそのレベルまでのことが要求されるのだ。
最初の3日間は何を勉強しているのか全く分からない状態だったが、理解し始めると会計の授業(多分日本で言う簿記に近いのではないか)は全然難しくない。恐らく週に一度の授業なら(通常のセメスターでは週に一度か二度の授業になる)「A」を取るのも、それほど難しい科目ではないと思う。しかし、これだけ毎日せかせかと進まれると、しばらく勉強から遠ざかっていた私の脳は、そう簡単にこのスピードに順応してくれない。
来週の水曜日はまたテストだ。今度の範囲はChapter5つ分である。しかしこんなに短期間でどれほど力がつくかは疑問だが、毎日うんざりするほど宿題があるので、嫌でも理解はできるようになる。まだ授業が始まって4週間目だが、明らかに毎日学んでいるのを実感する。昨日知らなかったことも、今日は知っているのだ。こんなに短期間で、沢山のことを一気に学ぶと言うのも、大変だが意外に楽しいことに気が付いた。何もしなくても4週間、こんなに毎日新しいことを学んでも4週間。何だか目に見えるように毎日進歩している自分に少し満足している。もっと若いときからこうやって勉強しておけばよかった。
会計には全く興味がないが、新しい勉強の楽しみ方を知ったような気分だ。