今日も相変わらず「Silent Spring」を読書。朝の通勤時間にしか読まないので、あまり進まない。しかも時々読んでいても全く頭に入らない。集中力が欠けるということはまさにこういうこと。先日までテキストを真剣に読んでいたときは、明らかに脳の働きが違う。
読んでいて思ったのだが、私は時々とんでもない勘違いをして、勝手な想像力を膨らませて読んでいるときがある。つまり、文をきちんと読めていないということだ。これは日本語では滅多に起きないことである。日本語に比べると遥かに遥かに遅いスピードで読んでいるにも関わらず、とんでもない勘違いなのである。
大抵そういうときは単語の意味を正しく理解していなかったり、イディオムを勝手に単語レベルで解釈したりしているのだ。慌てて読まないと終わらないことが多かったので(今までのテキストなど)斜め読みとまではいかないが、さっさと読むクセがついてしまっている。それで意味がしっかり頭に入るのならいいのだが、「あぁ勘違い」ということが多い。ゆっくり読んで、単語もきちんと読んで意味がやっと分かることが多い。
これはきっとテキストと違って、シンプルな説明文ではないからだろう。それにしてもこれもドキュメンタリーでノンフィクションなのだから、読みにくいことはないと思うのだが。いや、はっきり言って、これは割りと簡単な文で丁寧に書かれている本だ。それでもゆっくり読まないと意味が分からないって…。何だかとてもへこむ…。
こんなんで来学期Philosophy取って大丈夫なのだろうか?最近、帰りの電車の中では「哲学入門」もどき日本語の本を読んでいる。納得することはとても多いのだが、この本ですら時々言っていることがわからないことがある。何回も考えないとピンとこなかったり。日本語なのに…。
ひょっとして、私には全般的に本を読む力がないってことなのだろうか?これでよく社内がほとんどとは言え、翻訳やっているよなー。
もう理解力が遅いのは仕方がないから、とりあえずゆっくり勘違いのないように、全ての文をしっかり理解できるように読む訓練をしたいと思う。これって英語の本は楽しい本ばかり、すっ飛ばして読んでいたツケが回ってきたのだろうか?(一応教科書は読んできたが。)それでも一年前の大学入学前と比べれば遥かに読むスピードは上がっているのだから、今後の一年もまた進歩があると信じたい。
あー、英語を日本語並み(とまでは行かなくても)に何も考えずに理解できる日は、果たして私にやってくるのだろうか?