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Communitiy Collegeでの成績とは。

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一通りの成績が出た。

予想通りAfrican American LiteratureはB。

予想に反し、CalculusはA。

そして残り3科目はA。

 

ということで、今までの総合GPAは

少し下がることになった。恐らく3.93辺りか。

それにしても何科目取ったか

分からないほど沢山取った科目の中で、

Bは2つだけなのだが、

GPAは軽く下がってしまうものだ。

 

ま、今学期はこれ以上働けない、

これ以上単位を取れない(19単位)、

おまけにトランスファーやら

奨学金のエッセイ書きが重なって、

今学期の私にはこれが精一杯。

なので成績が落ちてしまったことに後悔はない。

 

私は時々数人の友人とも話しているのだが、

コミカレでGPAを4.0に保つのは、

実は誰にとっても難しくはないと思っている。
(GPA 4.0=ストレートA = 日本語で言うオールA。)
理由は以下のとおり。

 

1.簡単と言われる教授だけを取ることが可能。

 

私のように行き当たりばったりで

教授を選ぶのではなく、

簡単と言われる教授だけを選んで取っていくと

ある程度の成績調整は可能。

(私は働いているためスケジュールがいつも最優先、

そして日本人の知り合いが最初はあまりいなかったため、

情報も入ってこなかった。)

 

簡単と言われる教授の授業を取り、

過去問題を手に入れたりすれば、

「A」を取るのは本当に楽勝なのではないだろうか。

私は敢えて簡単と言われている教授たちは

避けてきた。留学生に簡単、と

言われてしまう教授の授業の場合、

果たして得るものが多いのだろうか?と考えてしまう。

折角お金を払うのだから、

少しくらい難しい授業の方が得るものはあるだろう。

 

2.コミカレ学生の成績レベルが低いのは確かである。

 

やはり誰でも入れるコミカレなので、

成績のいい学生はそれほど多くない。

周りを見回してみると、

留学生の方が一般的に成績はいい印象を受ける。

(ここに書くアメリカ人像は

全員に当てはまるわけではないことはもちろんだが、

敢えて書くと)

こんなことも分からないなんて…、と

数学を20年勉強していない私よりも

低いクラスから数学を始める人もいる。

(私が昨年数学を始めたときのレベルは

恐らく中学2,3年程度だったと思われる。)

 

外国人である私達よりも

英語の文章が書けないアメリカ人もいる。

そしてコミカレのアメリカ人学生は

辛抱することを知らない人が多い。

ラクするための方法を考える方が、

勉強するよりも優先されていたりもする場合もある。

 

日本人として一般的な常識を持ち、宿題をこなす、

テスト前に勉強していくのなら、

十分いい成績は取れると思う。

 

3.アメリカ人と違って、

日本人は学費の心配をしないで勉強に集中できる。

 

コミカレは高校を卒業してくる留学生がほとんどなので、

大抵の人はご両親が学費・生活費全てを負担している。

そのため働く必要もなく(学校以外では働けないのだが)、

勉強だけしていればいいのだ。

これはほとんどのアメリカ人学生が

働いていることを考えると、留学生の恵まれた点だろう。

 

4.入学から卒業まで、またはトランスファーまでの期間を調整できる。

 

2年間できちんとトランスファーしていく人は

大変だと思うが、

3年かけてゆっくりと少しずつ科目を取っていくのなら、

留学生という英語での苦労はあるものの、

「A」は取れる。

 

勉強する科目が少ないのなら、

勉強時間の確保で苦労することもない。

例え試験が重なっても

あらかじめ調整しておくことは可能だろう。

 

以上の点から、働かないで3年かけて

コミカレ生活を終えるのであれば、

4.0は当然誰にとっても取れる結果だろうと思う。

 

しかし私が言っているのは、

一般的な英語力(たとえ高校卒業後すぐであっても

英語を読むことができるレベル)が

入学時にある場合である。

(恐らくTOEFL500点前後か?)

 

そして私の周りの友人も皆言っているが、

コミカレ留学生は若いから

勉強時間や生活リズムをコントロールするのが大変なのだ。

 

勉強さえすればコミカレでは

誰もが「A」を取るのは難しくないということに、

大抵の留学生には同意してもらえると思うが、

皆若いから遊びたいし、

時間をどのように割り当てるか考えないといけないし、

しかも親元から急に離れると全てを自分でしなくてはいけない。

 

こういうことを18歳の子が急に始めるから大変なのだ。

そう考えて周りの若い留学生を見ると、

皆頑張っているな、と私は思う。

つまりこの恵まれた環境を活かせるかは

その留学生の大人としての

成熟度にかかっていると思う。

 

留学生が自国の人同士で固まってしまう

という話はよく聞くが、いざ自分が外国に一人で行って

言葉もよく分からないところに入ってしまったら、

何かの相談は先に留学していた人、

または周りの同国の人に聞いてしまうのは当然だと思う。

(ただそこから全く抜け出さないのはどうかとは思うが。)

 

もしもトランスファーのためだけに

4.0を目指している人がいたら、

私はそれは誰にとっても(基本的な英語力さえある人なら)

それほど難しくないことだと思う。

 

しかし私は3年間かけてGPA4.0を保っている学生よりも、

「2年間でしっかりとコミカレから

トランスファーしていった留学生」

「課外活動をよくしている留学生」

「学校で働いている留学生」の人たちの方に脱帽する。

 

理由は若いにも関わらず、

しっかりと自分の時間をコントロールすることを

知っている人たちだからだ。

そしてもちろん勉強以外に

外の世界と関わっている人たちの

英語コミュニケーション能力の方が、

勉強だけしている学生の英語能力よりも上なのは

言うまでもない。

そしてそういう学生たちはそれなりに成績もいい。

 

とにかくこれから留学をしようと考えている人がいたら、

コミカレで大学生を始めるのは

難しくないということを伝えたいと思う。

(特に日本人が多い学校に行けば、情報も多く入ってくる。)

3年かけてゆっくりと勉強するのであれば、

好成績をキープするのもそれほど大変ではない。

 

ただ基本的な読み書きだけはできないと、苦労をするが。

英語を読むのが本当に苦手な人に

大学での勉強はムリだと思う。

どれくらいできればいいという目安はないが、

留学するのなら英語を読むことができるのは

最低条件だと思う。それくらいのレベルで入学をしないと、

コミカレだけでやたらと時間がかかることになってしまう。

 

コミカレでいい成績を取るのを助けるのは、

読解力とライティング能力に尽きると思う。

はっきり言って会話ができなくても、

文章を読み、文章が書ければいい成績は取れる。

 

留学前にはこの2つの能力を出来る限り

伸ばしておくことが最優先だと私は思う。

コミュニケーション能力は、

学生生活を送っているうちにどうにかなるが、

読み書きに関しては時間がかかるからだ。

 

私は夏も授業を取るので(オンラインだが)

まだコミカレ生活は終わりではないが、

とりあえず通学するのは今学期で終わり。

誰にでも勧めるわけではないが、

若いうちにしっかりと大学に留学するということは

(Extension Centerとかではなく)

その一人一人のその後の人生に、

いい意味でとても影響があると思う。

好奇心がある人にはぜひ経験してもらいたいと思う。

 

成績を保つのも難しくない、ということは

上の説明から分かってもらえると思う。

私もできればBを取らずに済ませたかったが、

英語力と時間との調整を考えると、

今の私ではここまでしかできなかった。

なので今回の成績もよし、として

受け止めることにしようと思っている。

 

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