予想通り、ファイナルは手ごわかった。もし全てのスライドを暗記していったのであれば、それほど難しくはなかったとは思うのが。「うーん、そこまで突っ込んで覚えなかった…。」という問題が数問。答えを無理やり埋めた問題が数問。あとは記述問題がずっと続いた。そして自分であらかじめ用意してくること、と言われていた記述問題があった。ラテンアメリカの2国の健康問題の比較と、それぞれの国が抱える健康問題と、政府への提案などを考えていくことになっていたのだ。ちなみに私が選んだのは、GuatemalaとBrazil。
昨日ぶつぶつ覚えていた病名は無駄な作業だなとは思ったものの、今日の試験中は、やっておいてよかった~と思った。発音していたから、あれ?どんな単語だっけ?と思ったときに、こんな感じの発音だったと思い出しながら、スペルが書けたのだ。実は今日の試験では、ほぼ全部の病名を書かされたのだ。紙に書いて練習しておいてよかった~。私は試験では、病名の方が書かれていて、それを引き起こす原因や症状や治療法を私達が書く問題を予想していたのだが、実際は逆だった。そして逆だったので、単語さえ書ければ、その方が簡単だった。
それにしても本当に寄生虫はまだまだいるものだ。そう言えば昔蟯虫検査ってあったな。今でもあるのだろうか。
試験は別に寄生虫による病気のことばかりが取り上げられていたわけではない。どちらかと言えば、それはほんの一部だった。試験問題はそれほど多くはなかったのだが、最後の記述(二国間の比較)では、ページが数枚用意されていたので、時間が許す限りぎっしりと書いた。(何せ時間は3時間あったので。)提出したときには、百科事典のように沢山書いたわね~、と言われた。
結果は恐らくそれほどは悪くはないが、それほど期待もできないという辺り。自分の予想では恐らく90点くらい。(誤差で±5点ほど。)この授業では、今日のファイナル試験の結果が総合成績の半分を占める。ま、テストはともかく、とても楽しい授業だったので、このクラスは取って本当によかった。教授は出て行く学生一人一人に両手で握手をするような暖かい人だった。私は、来学期にも彼女の授業を取りたいのだが、そのクラスはあいにく大学院生用のクラスでUndergraduateは教授からのPTE番号がないと登録できないようになっている。(PTE番号は、授業の席が既にいっぱいでも特別に登録させてもらえるための番号。)しかしそのクラスは私のマイナーのRequirementでもあるので、どうにか来学期に取りたいのだが、学期の最初の週になるまでPTE番号は渡せるかどうか分からないと言われている。
さきほど友人から電話がかかってきて、あー嬉しい、分からない問題はあったけれど、とにかく終わって本当に嬉しいわー、今日はもう何もしない、と言っていた。気持ちはとても分かる。しかし彼女の場合、旦那さんと2歳の子供がいるので、何もしないというのは無理だとは思うが。
一方、私は明日もファイナル試験。しかし今は眠くて頭がまったく働いていない状態。なので、今から昼寝をしようと思う。このぼやっとした頭には、エネルギーチャージが必要だ。
それにしても私もこの試験が終わって、本当ーにすっきりした。