今日はEnvironmental Studiesのセミナー授業。学校の生徒による教授評では退屈、退屈とほとんどの生徒が書いているので、期待はしないで教室へ向かった。生徒は全部で30人弱。教授のクラスの説明だけで今日は終わった。
このクラスは教授評に書かれていたような宿題やテストがある授業ではなく、どうも私たち一人一人がテーマを決めて、それをとことん突き詰めていき、最後にペーパーにまとめる、という形をとるらしい。だからテキストもない。その代わり、個々人が自分が参考にしたウェブサイトや文献などをクラスのウェブサイトに載せ、それを全員が読み、その内容について授業で話し合うらしい。
自分が決めるテーマは環境に関するものであれば、特に指定はない。しかし自分が8週間取り組み、ショートペーパー、プレゼン2回、そして最終的にファイナルペーパーへと仕上げるので、興味があるもの、そしてきちんと調べることができるトピックでないとならない。もう来週からプレゼンが始まる。今日は6人の学生が来週プレゼンをすることに同意した。私はその次の週にさせてもらおうと思っている。なぜなら私の場合、トピックをそんなにすぐに決められないと思ったのだ。(私はときに優柔不断。)
最初のプレゼンは10-15分、2回目のプレゼンは15分以上と言われた。(パワーポイント付きで。)最終的なペーパーは15-20ページ(グラフや参考文献も含む)。これに3ページのショートペーパーとディスカッションへの参加が加わって成績が決まる。テストはない。教授評に書かれていた生徒の教授への不満要素が、この授業では全くないようなので安心した。自分で好きにトピックを決められて、しかもそれだけに特化して形にするなんて、どちらかと言えば楽しい作業だ。もちろん他の人のトピックについても読んでいかなければならないが、環境問題関連の記事なら私はいくらでもwelcome。
うぅーん、それにしてもトピックは何にしよう。地球温暖化、農業関連、土地利用、海洋生物の生態圏、公害、人口問題、エネルギー利用などなど、何でもいいのだ。とっさに頭に浮かんだのは、サヘルの砂漠化、インドの人口問題、中国の公害など。あと1週間ほどGeographyやPublic Healthの今までのテキストと、環境関連のウェブサイトを眺めて考えることにしよう。
自由にトピックが選べて、プレゼンとペーパーとディスカッションだけなんて、授業の構成としては、とても私好み。私はプレゼンとペーパーは大好きなもので。心配していた退屈な授業は受けなくて済みそうだ。しかしこの教授、意外にhard graderらしいので、完成度の高いものを求めている人なのかもしれない。ま、それは全く構わないが。
しばらくはトピックを決めるのに悩みそう。