さて今日は、
日曜日の朝の我が家の会話から、
英語表現を紹介します。
それは、「これは初めてだよ。」という表現です。
先日、知人にザクロをもらいました。
ザクロは英語で『pomegranate』と言います。
でも、ザクロって美味しいのですが、食べづらいのですよね。
で、今朝、そんなザクロをポロポロと剥いていたら、
我が家のネイティブキッドがやって来ました。
そしてひょいとつまみ食い。
「んー!Good.」と言ってムシャムシャ食べ始めました。
しかし、よくザクロを見ると、何やら気持ちが悪かったようです。
ご存知の通り、ザクロって実の周りの薄皮部分に、
何とも言えず気持ちが悪い模様がありますからね。
で、一言。
「Creepy…」
「Hmmm.. Tastes good, but it is creepy….」
でもよほど食べたかったらしく、
その後、全部丁寧に実を取り出してくれました。
で、私が「あれ、ザクロ、今までに食べたことなかったっけ?」
と聞いたところ、
「ないよー。初めてだよ、8年間の人生で初。」との答え。
これが、今回の英語表現、「初めてだよ。」の言い方です。
★ This is the first time in my 8-year life.
大袈裟な表現ですね。
「8年もの自分の人生の中で」なんて。
そんなに「人生初」を強調しなくても。^^
我が家のネイティブキッドが言った言葉を
もう少し応用の利く言い方に変えてみます。
★This is the first time I’ve eaten pomegranate.
このパターンを ↓ 覚えると、
・This is the first time +現在完了「I have + 過去分詞]
いろいろなことに応用ができます。
なので、このまま覚えてしまってください。
「the first time」の前に
「first」の前になぜ「the」が付くかというと、
初体験は一度しかないからです。^^
「一つしかない『モノ』や『こと』」の前に、
「the」は付きます。
「初めての経験」は、何事においても、
誰にとっても、1回きりです。それしかありません。
何をするのであれ、初めての経験は一度きり。
ですので話に初めて出てくる場合でも、
「first」には、最初から「the」がつきます。
この「This is the first time.」は、
外国の人と話をすると、意外によく使う表現です。
さて、この後は今回の話に関わる
単語について説明します。
我が家のネイティブキッドに、私が中学生の頃、
学校の帰り道にザクロの木があり、
それを食べながら帰った話をしたところ、
「ね、じゃ、この種、取っておけば植えられるんじゃない?」
と言い出しました。どうやら
相当ザクロを気に入った様子。
ということで、植えたら
そんなに簡単に育つものなのかどうか、
「pomegranate how to plant」と、
グーグルしてみました。
ちなみに、pomegranate は、
発音のしにくい長い言葉です。
アクセントは最初の[po] のところにあり、
その部分をかなーり強く発音すると、上手に発音できます。
発音はこちらで練習できます。
こういう単語を見るたびに、
英語って、スペルと発音が全然一致しない言葉だなーと思います。
さて、植えるのが可能かどうか、
グーグルした結果、
見つけたビデオがこちら。
さて、その後、更にグーグルして、
こんな種の取り出し方のビデオを見つけました。
「de-seed」という言葉が使われています。
「seed」はもちろん、種ですね。
それを「de-:~離れて、分離させる状態にさせる」で、
「de-seed」は種を取り除くという意味になります。
これを見て、軽くショックを受けた私たち。(-_-;
そんなに簡単に取れるものだったのですね。
苦労して二人で取ったのに…。
学校の帰り道にそのまま木から取って食べてしまう
野生児な私だったので、
こうすれば簡単に取れるということを知りませんでした。
二人して『Thank you!』と、
ビデオの中の彼にお礼を言いました。
で、その後、二人は一つずつ
種をちまちまと取り出しながら、食べました。
そして洗って、今は乾燥させているところです。
さてザクロ、健康食品として、
アメリカでもなかなか人気のあるフルーツです。
ジュースなどもたくさん売られています。
ビタミンC、ビタミンK、ポリフェノール、
抗酸化物質(antioxidant)が含まれているとのことです。
【anti = 反~、抗~、非~】+【oxidant = 酸化剤】
また本日我が家のネイティブキッドが言った
「Creepy」と言う単語、日本の学習単語帳には、
あまり出てこないかもしれませんが、
日常生活で意外によく聞く単語です。
こう背中がぞくっとする気持ち悪さ、
見ると何となく尾てい骨の辺りが
むずむずする感じ、気味が悪いもの。
そういう感じを表すのが、「creepy」です。
ザクロのスキンを一度よーく観察してみてください。
我が家のネイティブキッドが、
「creepy」と言ったことが、わかると思います。^^
私がどうやって29歳から英語を勉強し直し、
今に至ったのかの勉強法については、
こちらのPDFにまとめています。
ダウンロードはこちらから。