今朝もう少しで学校へ着くところで信号が変わるのを待っていたときに、何やら車が振動しているのに気がついた。「いつもこんな音と振動しないよな…。」走っている間は気がつかなかったし、その前の信号待ちの間にも何も異常はなかったのだが。しかし明らかに何かがいつもと違った。「これってやばいんじゃ…。」と思ったのだが、何せ学校の駐車場まではあと2分ほど。えいっ、走ってしまえ、ということで駐車場までたどり着いた。
車を停めたときにも何だか振動があったので、絶対に何か変、とは思ったものの、すぐに授業だったため、仕方なく駐車場にそのまま放置した。授業を二つ終え、図書館で勉強をし、教授のオフィスに質問に行き、今日の予定を全部終えたところで、やっとAAA(トリプルA)に電話した。車をよこすのに45分かかると言われたが、10分ほどで学校の駐車場まで来てくれた。私は駐車場の正確な住所が分からなかったのだが、駐車場の名前を教えてだけですぐに対応してくれた。(後で運転手さんに聞いたところ、よく学校の駐車場から呼ばれることがあるらしい。私だけではないようだ。)
「ちょっと車をこちら向きに変えて。」と言われて、バックして車をAAAの牽引車の前に停めた。この向きを変える少しの間にも、今にも止まりそうなイヤな音が…。しぇーっ、と焦る私。しかし、あー、AAAを呼んでよかった。もう自分一人では今にも止まりそうなこんな音のする車を運転できなかった。
どこに車を持っていくか聞かれたのだが、何せLAでは初めての経験。どこに修理屋さんがあるのか全く知らない。「知り合いのメカニックがPico Blvd.にいて、見積もりはタダだからそこに持っていく?」とAAAのお兄さんに聞かれたので、そうすることにした。「高かったら、別の場所へもって行けばいいし、自分に電話をかけてきてくれれば少しは交渉もするから。」と言ってくれたし、自分ではどこも知らないので全くオプションはなかった。
修理屋さんはやはりヒスパニックの経営だった。車の修理屋さんはなぜかヒスパニックの人が多い。(それとも自分がそういうところを選んでいるのか。)話をして車を預けてきた。今夜か明朝には一通りチェックをし終わるので、終わったところで電話をもらうことになった。明日にはいくらかかるか分かるだろう。あー、またまた痛い出費。私の感じだと、これは今までで一番シリアスな問題のような気がしている。何せ車に振動が起きることなんて、一度も今まではなかったのだ。
車を預けて来てしまったので、家までAAAのお兄さんに送ってもらった。そして明日はバスで学校へ行かないと行けないことになった。車があっても朝7:10には家を出ていたので、明朝は6:30頃には家を出ないといけなさそうだ。ということは、明日は30分ほど早く起きないといけなさそうだ。
ま、仕方ない。不幸中の幸いだったのは、これが試験(来週の月曜、火曜)の日の朝、学校へ向かっている途中でなくてよかったということだ。「車が故障しました」という言い訳は、例えそれが事実であったとしても、試験を受け損なってしまう理由として許されるものではないと思うからだ。そう思うと当日無事に学校へたどり着けるかどうかも試験の日は心配しなくてはいけないのか。車社会は何かと面倒だな。