絶対話せる!英会話

危ない運転。

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今日学校の帰りにスーパーへ寄ってきた。大通りから駐車場へと曲がったのだが、なぜか前の車が停まったまま。別にその車の前に何かがあるわけではない。すると、その車は少し進んでまた急に停まった。「ちょ、ちょっと何?あなたは何がしたいのかしら?」と思う私。その車は一向に進む気配がない。仕方がないので気をつけて追い越した。どうも左側の方に出て行く車がいたようで、そのスポットを狙っていたようだった。しかしその車の後ろには別の車がそのスポットを狙っていたので、どう考えても彼女に勝ち目はない。

彼女を追い越した後、私の右前方に出て行こうとしている車を発見。そこでウィンカーを出し、その車がバックして出て行こうとしているのを待っていた。すると先ほど私の進行を邪魔していた車が私の左側から、今まさにバックしている車に近づいていった。「えっ、な、何をやっているの?」と慌てる私。なぜなら私の車のまん前で二台の車が近づいていっているからだ。普通はこういう場合、バックをしている車を優先させてあげる人がほとんどだと思う。なのに、彼女は自分がまっすぐそのまま進もうとしている。

しかし実は彼女はバックしている車の存在自体に気がついていないようだった。やっと車がバックしているのに気付いたらしく、停まった。そしてバックしていた車は無事に私の車の前で方向を変え、出て行くことができた。そしてその空いたスポットに車を停めた私。ふと後ろを振り返ると、先ほどの車がなぜか立ち往生している。(いや、実際は車なので立ち往生ではないのだが。)どうもまっすぐ進もうと思ったのを止めて、左へ曲がろうとしているようだ。しかし彼女の後ろには別の車が早く進め、とせついている感じ。そのためどうしていいか、分からないようだった。

途中で気がついたのだが、彼女はかなり年配の老人。もう周りのことが全然見えていないようだ。おたおたと運転する姿は、何だか痛々しい。しかし、思う。こんな周りの状況が把握できない老人に運転させちゃ、まずいでしょ。周りの人がいつか事故に巻き込まれるのが落ちだ。以前「South Park」というアニメでも老人の運転の危なかっしさをテーマにした話があった。いや、今日見たのは本当にあのアニメのよう。あんな老人が車に乗っていたら、走る凶器と言わざるを得ない。

この車社会。車がないと買い物も出来ないのか。いや、LAならバスが充実している。バスで大抵どこへでも行けるはずだ。なぜバスを遣わないのか。若い頃バスに乗ったことがない人にとっては、歳を取ってからいきなりバスデビューは難しいのか?しかしねぇ、あんな運転していたら、罪のない一般人が事故に巻き込まれてしまう。一人のお年寄りのお買い物よりも、それ以外の人の安全の方が大事だろうと思ってしまうのは私だけか。なぜなら決して選択肢がないわけではないからだ。公共交通機関もあるし、配達してくれるスーパーだってある。どうかぜひそういった手段を利用していただきたい。あんな車にもしも子供が引かれてしまったら、泣くに泣けない。

老人は本当に視野が狭い、ということが、今日は本当によく分かった。そんな人たちに免許を与えたままでいいのだろうか?ま、そう考える人は多いから、アニメの一話にもなったのだろうとは思うが。少し話は変わるが、ふと思い出したことがある。以前私を襲った気が狂った女性、実は彼女も自由に車が運転できるのだった。発狂していたときの彼女の運転はそれはそれは常識の範囲を超えていた。しかしどうもアメリカでは、こういう人たちは野放しらしい。(少なくても私の経験からすると、そう感じる。) それにしても自分ひとりが気をつけていても降りかかってくる災難は防ぎようがないから、本当に困る。天に祈るしかなさそうだ。

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