昨日の土曜日は、親戚のお婆ちゃんの
80歳のお誕生日パーティへ行ってきました。
実は私は、彼女の家の裏の離れに
2年近く住んでいたことがあり、
いろいろとお世話になったのでした。
しかーし、実は彼女は
スペイン語しか話せません。^^;
アメリカに50年近くいるはずなのですが、
全く英語を身につけようとしてこなかったのです。
で、アメリカ国籍を取得するときのテストでは、
「I love the United States.」だけを言って、
パスしたと、もっぱら親戚中の噂。^^
パーティでは、何人かが
彼女に向けてマイクでスピーチをしました。
すると急に私の名前も呼ばれたので、
とりあえずトコトコと前へ出て行くことになりました。
で、私、短いものでしたが、
とっさにスペイン語でスピーチしました。パチパチパチ。
ほとんどの人がスペイン語と英語のバイリンガルでしたが、
肝心のおばあちゃんが私の言ったことを
理解できないのなら、スピーチの意味がありません。
そこで短くても、お祝いの文章をとっさにスペイン語で考え、
頭の中からひねり出しました。
結果として、「Yuitaがスペイン語を話した」
ということで、好評でした。^^
やっぱり言葉は伝えてナンボです。
下手くそでも短くても、
その言語でしか伝えられないことがあるから、
私たちは言語を学ぶのだと思います。
言語は上手下手だけの問題ではありません。
「伝えたいことがある」、ここが基本です。
急に英語が上手になった、TOEIC での点数が上がった、
そういう人の特徴は「仕事で必要になったから。」
という回答が多かったそうです。
言語の習得に一番必要なのは、
やっぱり待ったなし、の状態にいる人ですね。
仕事で必要なら、
「伝えないといけない」ことだらけでしょうから。
昨日の私の状態もそうです。
伝えたいことがあったから、下手くそだろうが何だろうが
その言語を使ったのです。
英語を勉強したいと言う人は、
この「伝えたいことを伝える」のが
言語を学ぶ基本になっているということを
いつも忘れないでくださいね。
それがあるから、私たちは言語を学ぶのです。
英語がうまく話せる話せないよりも、
話したいことがある、
コミュニケーションしたいことがある、
ここが言語を学ぶときに、とても大事なことです。^^