絶対話せる!英会話

英会話に単語数はどれくらい必要か?

この記事は5分で読めます

今日は、

・単語をどれくらい知っていないと

 英語は話せないのか?ということと、

・ネイティブは一体どれくらいの単語数を知っているのか?

について書いてみようと思います。

 

よく日常の英会話では単語をそれほど

覚えなくてもどうにかなる、みたいな話を聞きますが、

実際はどれくらい知っているべきなのでしょうか?

 

そしてネイティブはどれくらいの単語を知っているのでしょうか?

 

これらについて、ちょっと調べてみました。

また我が家のネイティブキッドに関しても、

私が独自に調査してみました。

時期は夏休みに入った後、4年生が終わった時に実施しました。

 

調査方法は、単語を私が発音して、

彼が知っているかどうかを、

「Yes/No」 で答える形で行いました。

しかし私が 「本当に知っているかどうか怪しい」 と

直感的に思った単語は、意味を説明させて

確認しました。

また私の発音がわかりにくかったりしたところは、

単語自体を見せたりもしました。^^;

 

使ったのは、以下の2冊です。

軽く説明しておくと、

全部で4冊 (Vol.1 ~ Vol.4) のシリーズです。

 

どれくらいのレベルの単語集なのか説明して、

我が家のネイティブキッドが

どれくらい知っていたかの結果を

その下に載せておきます。

 

究極の英単語 SVL 〈Vol.1〉 初級の3000語

  
究極の英単語 SVL Vol.1 初級の3000語

アルク英語出版編集部

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楽天ブックス

 

 

アルクが実際に役に立つ英単語12000語を選び、それを12のレベルに分け、

「Vol.1 」 では、そのうちの [レベル1~レベル3] までが入っています。

  ◆ レベル1 基本中のキホン。

  ◆ レベル2 日常的なことが言える2000語

  ◆ レベル3 かなり話せる3000語 となっています。

 

この本に出てくる単語は、

確かに簡単な単語ばかりではありますが、

私のアメリカ生活でもよく出てくる基礎中のキソ的な単語ばかりです。

ですから逆に言うと、これくらいは知らないと、

会話もできないということです。

 

単語帳を一見したところ、簡単すぎると思う人もいるかもしれません。

でも、TOEIC700点に届かない人は、

このVol.1 に出ている例文を一人で作ることはできないと思います。

 

我が家のネイティブキッドの結果

 

間違いなく全部知っていました。

この1冊目をやっていたとき、

彼は 「馬鹿にしているのかぁ?」 というような視線を

私に送ってきました。

「まぁまぁ、調査だから、協力してよ。」 と言って、

おやつで釣りました。^^

 

というわけで、これは10歳児にとって、

「知らないわけないだろう!」 という

レベルの単語集でした。

 

上でも書きましたが、これくらいは

とっさに使えるようにすらすら出てこないと

英会話はちょっと難しい…と思います。

 

究極の英単語SVL〈Vol.2〉中級の3000語

  

究極の英単語SVL〈Vol.2〉中級の3000語

アルク英語出版編集部

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このVol.2 は、上のVol.1 の次のレベル4~6まで。

  ◆ レベル4 英文読解の土台となる4000語

  ◆ レベル5 大学受験~TOEIC挑戦に必要な5000語

  ◆ レベル6 TOEIC高得点が射程距離内になる6000語

となっています。

 

この本になると、例文がかなり難しくなってきます。

多分TOEIC900くらいあっても、

普段英文を書いていない人は、こういう英語は書けないと思います。

 

レベル6は、TOEIC高得点とは書かれていますが、

この単語帳の中の単語は、アメリカの日常会話でも普通に使われます。

頻度は高くない単語も含まれていますが、

私の感覚からしても、

ネイティブと会話をするには、最低でも

この単語帳のレベルくらいまでは、絶対に必要です。

 

我が家のネイティブキッドの結果

Vol.1では楽勝だった

我が家のネイティブキッドも、

Vol.2では知らない単語がありました。

 

3000語のうち、201語を知りませんでした。

でもたった201語。

というわけで、ここまでVol.1の3000語と合わせてみると、

5,799語を知っていたことになります。

 

ただここに出ていないような

動物の名前や、

カトリック関連のこと、

(我が家のネイティブキッドは、両親は特定の宗教を持たないのに

 カトリックスクールへ通っている^^)

生物、社会のこと、

そういう学術的な単語も、その他もろもろも知っていますから、

上の結果よりは、もっともっと

知っている単語数は多いですね。

 

こちらにも出ていますが

ネイティブの8歳児が10,000語と出ていますから、

多分あと2,000くらいは知っているのではないかと

推測しました。

 

なぜ、我が家のネイティブキッドが

ネイティブの10,000語よりも少ないと

判断しているかと言うと、

それは我が家のネイティブキッドが

複数の言語を話す子供だからです。

 

生まれながらのバイリンガル環境にある子供は、

母国語(英語)の語彙数が

モノリンガル(1か国語しか話さない)の子供と比べると、

少ないものです。

それは当たり前なのです。

 

そして我が家の場合、

私たちが英語ネイティブではないという環境で育っているので、

英語ネイティブの両親と比較したら、

身近で使われている単語数は、明らかに少ないからです。

 

つまり、

・複数言語を使う、

・家では、ネイティブスピーカーに囲まれていない、

・家の中の会話の3分の1くらいはスペイン語、

こういう環境なので、

同世代の子供と比べたら、語彙数は間違いなく少ないです。

(成績は悪くはないですが。)

 

ただもちろん知っている言語のすべての単語数を

加えたら、相当な数になると思いますね。

スペイン語も読めるし、漢字も知っているので。

でも、ま、それは測定不可能ですが…。^^;

 

ですので、モノリンガルの子供に比べて

母国語である英語の単語数は少ない彼ですが、

こういうのは、中学・高校と進むうちに

追いつくそうなので、特に心配はしていません。

 

それと大人が普通に読む古典SF小説なども

学校のリーディングプロジェクトのために

9歳の頃から読み始めましたので、

多少はここら辺で、

足りていない語彙力を補っているところもあると思います。

 

ですから、上記の結果に加えて、

多分あと 2,000語くらいは知っていると思うのが、

私の感覚です。

 

というわけで、英語ネイティブとしては、

少し不利な状況にある我が家のネイティブキッドの

語彙数が、大体 8,000語 くらい。

 

そして先ほどの調査によると

テストを受けたネイティブの8歳児は、10,000語

大人は 20,000–35,000 語。

 

この結果を考えると、

そして先ほどの2冊の単語集の中の単語を

実際のアメリカ生活にあてはめてみても、

最初の2冊程度の語彙力は絶対に必須であると思います。

たとえどんな会話をするにしても、です。

多分、それが英語を使いたいと思うのなら、

最低ラインくらいでしょう。

ちょっと厳しいかもしれませんが、

それが現実です。

 

なぜなら私たち、やっぱり少なくても

10歳児以上の人と会話がしたいですよね。^^;

そのためには、やっぱり我が家のネイティブキッドを

上回るくらいの語彙力は必要だろうなーと

どう客観的に見ても、思えるわけです。

 

しかもテストを受けた大人のネイティブの平均は、

20,000–35,000 語 と、出ていますからね。

私が推測するに、こういうテストをわざわざ受ける人は

割と教育レベルの高い人なのではないかと思います。

だって全然単語数に興味もない人は、

わざわざこんなテストを受けないと思うからです。

ですので、この平均は、一般のネイティブよりも

少しばかり高いのではないかな?と思います。

でも two millionth test result ということなので、

結構な人数です。

 

またThe Economist みたいな雑誌でも、

この結果を引用しているので、

実際に大々的にこういうテストを実施していて、

結果を出している機関は、実は少ないのかもしれません。

私も探したのですが、ここが一番良さそうなデータでした。

 

こういう結果と

我が家のネイティブキッドの語彙数を考えて、

ご自分でどんな会話をするのかを想像して、

そのためにはどれくらいの語彙数を持っていないといけないのか、

今後の学習の参考にしてください。

 

そうそう、我が家のネイティブキッドが

Vol.2 の単語集の単語で、

どの単語を知らなかったのか、リストにしてみました。

知っている、知らないで、

気付いたことのコメントも、少しだけ加えてあります。

 

興味がある方は、こちらからダウンロード

なさってください。

知っている単語ではなく、

Vol.2 の単語帳の中で、

知らなかった単語のリストです。

 

ExcelとPDF、お好きな方をどうぞ。

 

 

 

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