昨日のフレーズ、
人を探しているときに使う
「Have you seen John?」 と、
過去のとある時点で
その人を見たかを聞く
「Did you see John?」、
違いが分かっていただけました?
現在完了形は、たくさん例を見ると、
理屈(⁼文法)でなく感覚として
段々とわかってくるようになるので、
今日もよく使うアメリカ会話から、
現在完了形をお届けします。
◆あなたは友人を探しています。
携帯もつながらないし、
彼女に何かあったのかと心配になりました。
すると向こうから、探していた彼女が歩いてきました。
そこで彼女に「もうどこにいたのー?
ずっと探していたんだよ。」と言ってみてください。
☆ Where have you been?
☆ I’ve been looking for you.
「where + have you been?」
これは、過去から今まで、どこにいたの?と
聞いています。今の時点から過去を振り返って、
「過去から今まで」の期間、
その間はどこにいたの?という質問になっています。
そして「I’ve (=I have) been looking for you.」 は、
現在完了進行形です。
「過去から今まで」ずっと探していて、
それは「たった今」まで続いていました。
こういう場合、現在完了進行形になります。
探していた行為そのものは、彼女を見つけた時点で
終了しましたが、その続けていた動作が
ほんの少し前に終わったばかりで、
今現在とまだつながっている感覚のときには、
この現在完了進行形が使われます。
これらの文法を今すぐに全部理解する必要はありません。
難しいと思われる方は、
「もうどこにいたの?ずっと探していたんだよ。」と
実際に自分が言っているシーンをイメージしながら、
「Where have you been? I’ve been looking for you.」を、
このまま音読して覚えてしまってください。
こういう日常でよく使う文は、
感覚で丸暗記してしまった方が、
言いたいときにすらすらと出てきます。
英語は単なる丸暗記でなく、
場面をイメージしながら何度も音読することが大事です。
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