話をしている途中、
相手の話が分からなくなってしまう
ことは、日本語でもありますよね。
英語ならなおさらだと思います。
頑張って英語で会話をしているとき、
相手の言ったことがわからないということは、
最初のうちは、きっとよく経験するでしょう。
今日は、そんなときの
「とっさのお助けフレーズ」を紹介します。
わからないとき、そういうときには
決して愛想笑いで誤魔化さないように!
そういうことをしていると、
相手はあなたがわかっているものと思い、
どんどんと話は進んでいきます。
で、とっさに何かを聞かれた時に
何を言っていいかわからない。
そこで相手に質問をする。
その質問がとんちんかんなものだったら、
相手はそこであなたが話をわかっていなかった
ことに気付きます。
そんな失礼なことってないですよね。
そのときにネイティブスピーカーは
きっとこう思うでしょう。
「もっと早く言ってよ!」
「ここまで話してきたのは何だったの?」
「じゃ、今までの相槌は一体何だったの?」
こんなことをすると、あなたの信用を落としかねません。
そうなる前に、対処しましょう。
わからないときはわからないとハッキリ言うこと。
これが大事です。
傷は浅いうちに、治しましょう。^^
ということで、相手が言ったことがわからなかったときは、
以下の表現を使ってくださいね。
困ったときのお役立ちフレーズです。
例えばこんなとき。
◆上司に何か説明されましたが、
今ひとつ理解ができませんでした。
「もう一度説明してください。」と、上司にお願いします。
☆ Could you explain that again?
◆もう少し詳しく説明してほしい場合は、
☆ Could you explain that in more detail?
◆相手が言ったことを説明して欲しい場合は、
☆ Would you explain it to me?
◆何か言われたことを聞き逃したのなら、
・Would you say that again?
『Could you ~? (Would you ~?)』
これほど便利な表現もそうそうありません。
お願い事は、大抵の場合、これ一つで大丈夫です。
もっと丁寧に言いたいときは、
『Could you ~, please? 』とプリーズをつけましょう。
でもカリフォルニアにおいては、オフィスでも
『Can you ~?』 で大丈夫です。
私が働いているオフィスでは、
部下が上司に何かを聞く場合も、『Can you ~?』です。
これは地域差があるようですから、
最初は、『Could you ~?(Would you ~?)』
を使ってください。
さて、こういうことをとっさに言えるようにしておくと、
話が見えなくなってしまう前に、
もう一度話を聞くチャンスがもらえます。
話の終わりまで「ふむふむ」と聞いていて、
最後に質問して話が全然わかっていなかったとなると、
相手のあなたに対する信用も損なってしまいますから。
それよりは話が見えなくなったら
(そして状況が許すのであれば)
すぐに「もう一度言ってください。」と
お願いするようにしましょう。
さて、今日はここで文法説明もしておこうかな、と思います。
それは、なぜなら『explain』は、
「S V O O (第4文型) の形でも使える」と
間違って覚えている人が多いので。
『explain』は、
S V(第1文型)と S V O (第3文型)の形で使われます。
O(目的語)は、
名詞(代名詞)、that 節、wh節になります。
また『say』も同様に、
S V(第1文型)と S V O (第3文型)の形を取ります。
☆ Would you explain it to me?
☆ Would you say that again?
それでは今日も、英語が日本語と同じ感覚になるほど
音読して、丸暗記してしまってください。
音読せずに、英語は話せるようになりませんからね。^^
★ 今日の英語のネイティブ音声はこちらからどうぞ。
「アメリカ人ネイティブスピーカー」による音声です。
リピーティングと音読にぜひ役立ててください。
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