International Students Officeへ行き、Immigrant Visaを取得したことを報告。事務所の担当者が私のF-1 Visa(学生ビザ)を無効にし、Admission Officeへ連絡をしておいてくれるとのこと。その後に私はAdmmission Officeへ行き、Residency Specialistの人と会い、Status変更をするようにと教えてもらった。
事務所で「永住権を獲得したからと言って、アメリカの仕組みがよくわからないので、何をしなければいけないのかがよくわからない。」と伝えたところ、「Welcome to the United States – A Guide for New Immigrants」というWebを教えてくれた。ダウンロードしてみたところ、いろいろと書かれている。権利と責任から始まり、Legal Assitanceの探し方、Security Card&Taxのこと、Medicaid & Medicareのこと、Emergency Help(911)のこと、住むところの探し方、仕事の探し方、学校への入学方法、Tax Return方法、してはいけないこと(テロ活動、犯罪など)、とにかく一通りのことは書かれていた。これには11ヶ国語のガイドブックがあるのだが、日本語はない。日本からの移民は少ないのだろう。(ちなみに11カ国の言語は、英語、中国語、韓国語、アラビア語、ポルトガル語、ハイチ・クリオール語、スペイン語、ベトナム語、ロシア語、タガログ語、フランス語。)
その後、Social Security Officeへ行った。パスポートを見せ、永住権を獲得したので、Social Security Numberが欲しいと伝えたところ、すぐに入力を始め、手続きをしてくれた。両親のフルネームと生まれた市を聞かれる。それ以外はパスポートの情報のみでそれほど入力事項は多くないようだ。打ち出された情報に間違いがないか確認してサインをすると、7日で届くから、と言われた。あまりの対応の早さにImmigrant Visaの効力を初めて知った。
CAでは留学生は学校で働く以外にSocial Security Numberをゲットする方法がない、そのためにはいろいろと書類を揃え、Social Security Office に行く。永住権があるということはそういう面倒な手続きが一切ないのだ。友人でも何人か永住権申請をしているが、その手続きは恐ろしく長い上に、スポンサーも必要だ。大金を法律事務所に払い、書類を集め、やっと申請となる。それからも最低5年は待たなくてはならないらしい。私は当選によるグリーンカード取得なので、通常皆が行うような面倒な手続きが一切なくて済んでいる。段々と抽選による永住権取得のありがたさがわかってきた。
International Students Officeでも、「本当にラッキーね、何万という人がこれを欲しがっているのだから。」と言われた。確かにこれから先、この永住権取得により、ここでの生活もいろいろと変わっていくだろう。しかし何の仕組みがわからないところに一人で住んでいくというのも、大変だろうな。
それにしても最近日本へ行っても、アメリカへ戻っても、どちらも帰国したという気分になる。何だか生活が二つあるようだ。アメリカに初めて来た3年前、誰がこんな生活を想像しただろう。