絶対話せる!英会話

映画もなかなか楽しい。

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ここ最近、今までの生活と違うことは映画をたくさん見ているということだ。帰国してちょうど2週間、10本の映画を見た。

– Groundhog Day
– Scarface
– He’s Just Not That Into You
– Titanic (TVでやっていたのでつい。)
– The Aviator
– Catch Me If You Can
– The Hangover
– Surrogates
– The Departed
– Derailed

この中で特によかったな、と思うのは、Groundhog DayとThe Aviator。Groundhog Dayは毎日を繰り返すことになってしまう中年男性の話だが(今ではよくありがちなストーリーかもしれないが)、それでも見ているときは飽きなかったし、見終わった後にもいい映画だったな、と素直に思った。The Aviatorは、本当にこんなになってしまうのか、と思うディカプリオの迫真の演技とストーリーに目が釘付けに。(私が取っているメルマガ「映画の精神医学」が詳しく彼の精神分析をしていたので、主人公の精神障害による行動がなぜそうなってしまうのかを理解するのに役立ってくれた。)10本のうち4本はディカプリオの映画なのは、タイタニックも見たことだし、じゃ、ちょっとディカプリオの映画を見てみようと思い立っただけである。

「Scarface」はちょっと血みどろすぎる終わり方で今ひとつ。ゴッドファーザーの方がはるかにいい。「He’s Just Not That Into You」は、女の子にはいいかな?という映画。別にそれなりの映画ではあるとは思うものの、私は主人公たちに全く感情移入ができなかった。20代までの女性にならうけるかも。あるいはずっと夢を見ていたい女性とか。映画のストーリーは別にして、私がこの映画でショックだったのは、Jennifer Connellyの老けぶり。10代の頃はあんなにかわいかったのに何でこんなにおばさんになってしまったのー?と軽くショックを受けた。しかも映画の中では全く美しくなかったし。まだ39歳らしいのだが10歳ほど老けて見えたのは私だけだろうか。

「Catch Me If You Can」は、娯楽映画としてはそれなりにおもしろい。見た後もすっきりする。

映画館で見たのは、「The Hangover」と「Surrogates」。「The Hangover」はところどころに笑えるシーンはあるものの、私の好みではない。こういう無理に笑いを取ろうとする映画は何となく苦手。アメリカ人がガハハ笑っているシーンでも私はちっとも笑えない。大体お尻がアップになっただけで何が面白いんだか。明らかに私とアメリカ人の笑いのツボは違うようだ。古い映画を扱っている2ドルの映画館だったから許せるものの、こんなのに5ドル以上払っていたらきっと怒っていただろう。しかしアメリカ人男性二人の意見によると、おもしろい映画だった、というので、こういう映画を好きな人は好きなのかもしれない。

「Surrogates」は確か3ヶ月ほど前からLAの町のあちこちにポスターが貼られていた。かなり広告費がかかっていると思う。実は私はこの映画の始めの30分ほどは寝ていたので(他の映画の宣伝をしているときに眠りに入り、目が覚めたら始まってから既に30分ほど過ぎていた)、全体的な構成についてはよくわからないのだが、それでも特に面白い映画でもなかったと思う。同じような映画なら「The Matrix」の方が遥かにいい。ストーリーもありがちだし、特に目新しいものはなかった。それなりには楽しめるとは思うものの、別に見なくてもいい映画だと思う。

「The Departed」と「Derailed」は、先が読めなかったという点で、面白い映画だったと思う。予想外の結果になってくれた方が映画は楽しめる。「The Departed」は警察とギャングの双方がスパイを潜入させているという点ではありがちなストーリーだが、段々とそのスパイたちが追い詰められ、双方の立場が逆転したり、えっぅ?そこで殺される?という意外性があった。あとこの映画は名優が多く参加しているので、それぞれの役が完璧だ。

「Derailed」は、全く予備知識なしにビデオ屋の店員から勧められて借りてきた映画。実は彼自身も見たことがないのだが、お客が皆よかったというので「The Departed」が気に入ったのなら、気に入るかも、と勧められたのだ。映画の前半は、「えっ、そうなる?」「え、それでそうする?バカじゃない、この主人公。」と思っていたのだが、途中から話は急展開した。そして最後にはどうにか落ち着いた。もっと悲惨な結果をはじめは予想していたので(そうなるように仕向けられているので)、ほっとした。特に何かを教訓を得るという話でもないし、明るくなれる話でもないが、映画を非日常的な娯楽と考えるのなら、それなりにおもしろい映画だと思う。

今まで見た10本のうち映画館で見た2本以外は、それなりに皆楽しめた。今日もまた何か見るかもしれない。昨日の映画を今日もビデオ屋に返しに行くもので。 1ドル8セントの地元のビデオ屋はとても貴重だ。

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