絶対話せる!英会話

肥満と食文化…。

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いつまでも夏気分でいたら、いつの間にか朝と夜は結構寒くなっていた。真夏でも朝晩は結構涼しいと思っていたけど、ここ2,3日は「寒」って思うほど。着るものに結構困る。朝は厚着をして行っても、昼間は真夏、そして夜は何か羽織るものがないと寒い。でもネイティブの人たちは、涼しい夜でもタンクトップ一枚でも平気そうだ。私がしっかり二枚着ている横で。別に私は特に寒がりというわけではないし、どちらかと言えば、暑がりなほうだ。

ということで、今日はちょっと秋物の洋服をごそごそスーツケースから出してみた。それにしても、こっちに着いてからは、普段着るものが日本とはまったく違う。ぼろい格好も平気だし、太い足を出して歩くのも平気。先月はほとんどショートパンツで外出していた。しかもタンクトップにヘソまで出して、ショートパンツだったりする。うーん、日本では考えられないな、そんな格好で外出するなんて。

ここにいると、どんな格好をしていようが、全然気にしなくてすむから楽である。皆もどうってことない格好だし。しかも8割以上の人が太っている…、日本人の目から見たら。あの人があんな格好しているんだったら、自分も着ても大丈夫だな…なんて発想になってしまう。こっちはの人はそれにしても、太っていようが、腹が出ていようが、ピッタリした服着てるし、「うー、おぬしの腹は見たくないな」という人でも堂々と腹を出している。

それと、ほとんどの女の人が胸が大きい。ここはヒスパニックが多いから特にそうなのかもしれないけれど。でもね、胸もデカイけれど、負けずに腹もデカい。少しはおなかを引っ込めて歩くくらいの努力をしてほしいものである。日本の女の子は、なんて華奢なんだろうと思う。これは明らかに文化の違いだなと思う。メキシコ人に聞いたところ、胸がなくなるくらいなら、太っていたほうがいいに決まっていると言っていた。片や、アジア圏の女の子の意見は逆だと思う。胸もあるにこしたことはないけれど、絶対に太りたくないと思っているよね。前にルームメイトのタイ人に聞いたら、タイでは絶対に太っている若い女の子なんて考えられないと言っていた。でもおばさんになると太るのは、どこの国でも共通みたいだけれど。

私の個人的な意見だけれど、こんなに肥満が多いなんて、アメリカはどこかおかしいような気がする。私が思うに、完全に食文化がおかしいと思う。やけに甘いし、脂っこいし、量が異常に多い。一日分のカロリーの食事が一回の食事で出てくる。ほとんどのものはお代わり自由だし。しかも移動は車。これで太らないわけがない。ルームメイトにたまにご飯を作ってあげると、「なんて日本食はヘルシーなのかしら、おいしいし。」と喜んで食べている。(味噌汁が彼女のお気に入り)彼女いわく、自分にとって料理はフライだけだということ。彼女の両親は南部の人なので、家庭での料理はフライしか出てこなかったから、料理をしようと思っても、フライ以外はどうやって作っていいかがわからないと言っていた。うーん、知らなかったら、確かに興味がない限り、作れないよね。

何はともあれ、ここは間違いなく、私が今まで言った国の中で、群を抜いて食べ物がおいしくない国である。(安いけれどね)なので仕方なく、私は毎日家で料理している。日本みたいに手軽に、そこそこの味のものをスーパーで買ったりはできない。それに一人分なんて買うことは絶対に無理だ。
なので私はアメリカに来るたびに体重が減るのである。

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