昨日の朝、ファイナルが終わった。その前日は誕生日だったのだが、とてもそんなムードではなかった。先週の木曜日にchapter10、（月曜日は教授の都合により勝手に休みにされ）火曜にchapter 13、水曜にchapter 11、そして木曜にはその3章分の試験。教わったことをそんなにすぐに応用できる能力は私には備わっていないのである。そして切羽詰らないと真剣にとりかからない性質が災いし、水曜から木曜にかけてはほとんど眠れなかった。試験の後はすぐに7時間働かなければならず、最後はふらふらだった。そのせいで昨日から今日にかけては11時間も眠ってしまった。そして今の気分は、「はー、すっきりした。」
難しい科目ではなかったが、このようにさっさと進まれると、英語力が十分でない私には、理解するのに時間がかかる。そして今回の教授は教科書を宿題以外に使用しなかったこと、テストは全て彼の講義内容からとなっていたこと、このことは結構私を苦しませた。リスニング力が今ひとつの（ひとつどころではないかもしれないが）私にとっては、クラスメートが簡単に理解できることも理解できていないことが多い。以前書いたクラスメートのトルコ人くんはほとんど勉強はしていなかったと言っていたが、授業中真剣に聞いていただけで2回目の試験では満点を取れたと言っていた。私は2回目のテストはそれなりに家でも勉強した。でも結果は89点だった。実際、試験では「こんなことやったっけ？」と思う問題が必ず2問ほどはある。それらは私が授業中に聞き逃したことだろう。また授業中と似たような例が試験で取り上げられていても、私は教わったその例が出ない限り、よくわからないのである。（これは単語力の問題である）
今回の授業で私が感じたことはひとつ。英語力は成績に影響を及ぼす。当たり前のことだが、特に授業重視の教授の試験では、私はいい成績は取れない。なぜなら聞き逃していることが、あまりにも多いからだ。前のセメスターは読解力、分析力、文章力などが試される試験が多かった。本を読むのと、自分なりの考えをまとめること、文章を書くことが好きな私は、それらに助けられて、前回のクラスの授業方針にたまたま合っていて、いい成績が取れたに過ぎないということに気が付いた。このリスニング力の弱さは、今後の私に大きな影響を及ぼす。働き始めてから、TVも見なければ、新聞も読まなくなった。今はアメリカのことも日本のことも何も知らない。勉強と仕事だけでは、相当知識も偏りそうだ。少なくても毎日ニュースくらいは見なければならない。TVを見てリスニング力アップ、これがしばらく当面の課題になりそうだ。
さて、試験もどうにか終わり（もう結果はどうでもいいという気分になった）この週末は久しぶりにのんびりできる。明日は一日料理をしようと思う。いろいろと作り置きし、冷凍しておくのだ。そうすると、いつでもご飯が食べられる。あさっては何をしよう？この二日間だけがつかの間の休息だ。月曜日にはSpring Semesterが始まる。私は今回は13単位取る。そして週5日、20時間の労働。この条件の中で、どれくらい勉強できるのだろう？前セメスターは13単位、しかし3単位はガイダンスもどき、そして4単位は簡単なESLのクラスだった上に、働いていもいなかった。それでも結構アップアップしていたのである。今回は楽勝と思うクラスは一つもない。このSpring Semesterが私にとって、本当の意味でのカレッジでの勉強のスタートだと思う。切羽詰らないと物事を始めない性格、一旦興味を持つとのめり込む性格（これは勉強するとき、要領が悪いということにつながる）、そしてお酒好き、これらの性質が私の物事の運び具合に大きく影響することは間違いがない。あぁ、自分を上手くコントロールできる人になりたい。(^-^;)
でも今日は仕事が終わったら、2日遅れで「誕生日おめでとうワイン」を開けようっと。（自分で自分のために用意していたのである。）
