昨日は6月の最後の日だったので、残っていた荷物を全て移動した。暑い中、部屋と部屋を20往復はしただろうか。1週間かけて少しずつ荷物の移動と整理をしていたので、既に新しい部屋のアレンジも全て終了した。恐らくすぐに出て行かないといけないこの部屋ではあるが、嬉しいことは2つあった。それは大きな棚とソファーが置きっぱなしだったことである。棚には扉がついているので、中にいろいろと物が片付けられる。そしてソファーは何とも言えず快適である。
しかしバスルームを見て、あまりの汚さに驚いた。こんな汚いバスタブでは、シャワーも浴びたくない。仕方がないので、漂白剤を紙に浸し、ぺたぺたと貼り、待つこと1時間。その後、ごしごしと掃除。どうにか入れる程度の汚れになった。同じく台所のレンジにも長年の油汚れと噴きこぼしの汚れがぎっしり。どこにも触りたくないほど汚かったので、仕方なくまたまた掃除。私はどこの部屋に行っても掃除ばかりしている。それほど極端なキレイ好きではないのだが、人から契約を引き継いだ場合、アメリカのアパートはとにかく汚い。
先日からルームメイトの後を引き継いでくれる人をチラシを貼り探しているのだが、全く誰からも連絡がない。期限はあと2週間。2週間以内に誰も見つけられなければ、8月10日にはここを出て行くことにしている。そのためあまり荷物は広げないようにしている。
しかし仮住まいかもしれないが、意外とこの部屋は快適である。それはなぜかと言うと、前の部屋よりも涼しいからである。前の部屋は1階だったのだが、西日がサンサンと降り注ぐ部屋だった。12時から8時近く(最近は8時頃までまだ明るい)まで日光が入り込む部屋だったので、本当に暑かった。それに引き換え、新しい部屋は2階なのだが、窓の向きが違うため直射日光はそれほど入ってこない。そのため2階なのに、意外と涼しい。
さて1ヵ月半後、私はどこの部屋にいるのだろう?私は引越しは本当にキライなのだ。なのにここではいつも引越しばかり。ついていない。友人曰く、「きらいなことはよく起こる。」メキシコの格言だそうな。あと11ヶ月はここにいる予定なので、早く落ち着ける安住の地が欲しい。