今日は私の周りの子供たちについて。前も書いたが、私は今の部屋へ越してきてから子供たちと接することが多くなった。同じ敷地内に、12歳、5歳、4歳。隣の家に11歳、8歳、6歳。そして更に隣に5歳。その従兄弟が10歳、4歳。更に大家さん宅へ5歳児が現れ、反対側の4軒先の親戚、14歳、6歳もよくやってくる。私はこんなに子供たちが多い環境は、未だかつて経験したことがなかった。
ときどきこの子供たちの宿題を見ることがある。(ごくたまになのだが。)すると、驚くことに5歳児は幼稚園で、足し算をならっている。しかも答えは二桁に及ぶ。そして皆、答えがすらすらと出てくる。その子たちの親に聞くと、宿題が複雑すぎて、時々自分がバカに思えるよ、と言って笑っていることも。この近所の子供たちは、どの子も私立の幼稚園へしっかりと通い、もしくは教育熱心なアジア人に育てられているので、教育レベルが高い。(決して金持ちではない。かと言って貧乏でもないが。)モンテソーリへ通っている子供もいる。そして前にも書いたが、全員が最低でもバイリンガル。
最近は幼稚園もレベルが高いのねー、とつくづく自分の幼稚園時代を振り返って思う。自分が幼稚園生だった頃なんて、勉強なんてしたことあったっけ?と思う。ひらがなくらいは習っただろう。しかし実は私、小学校に入るまで、「れ」と「で」の、「ら」と「だ」の区別がつかなかった。そして年少のときには、歌も皆と一緒に歌えなかったらしいので、親が「知能テスト」でも受けた方がいいのではないか、と本気で心配したらしい。あぁ、のどかな時代に育ってよかった。
それにしても幼稚園はいつから学校になったのか。日本でも同様なのだろうか。