ここ数日の動きを順に説明すると…。
[5月30日]
私とルームメイトは部屋の契約を終了します、とマネージャに書式で知らせた。
[6月1日]
Extension CenterのHousing officeで働いている友人(私の部屋の前の住人。)が夫婦を連れてきた。その夫婦は私たちの部屋を見て、部屋を引き継ぎたいと言う。それならと言うことで、事務所へ彼女たちを私とルームメイトで連れて行った。7月1日から彼らがここへ移るということに話は決まったので、契約してもらおうと思ったのだ。しかし、マネージャは忙しく、来週にならないと契約手続きはできないと言われた。仕方がないので、来週の火曜日に契約を引き継ぐことにした。そしてこのとき私たちはアパート契約終了を撤回したわけだ。
同日夜、つまり昨晩、私はルームメイトを探しているチラシを見つけた。すぐに電話してみて、夜10時半にその部屋を訪問する。同じアパートの2階の部屋である。韓国人の女の子が6月末で去るので、彼女は日本人の女の子と一緒に住む人を探していたのだ。日本人の女の子は昨晩はいなかったので、今日会うことにしておいた。
そして本日6月2日の話。午後、日本人の女の子と会い、私たちは一緒に住むことで同意した。
これで全ての話が丸く納まるはずだったのだが、突然カップルが電話をしてきて、この部屋を引き継がないと私のルームメイトへ電話をしてきた。アパートの契約終了は30日前に書式にて知らせる義務がある。しかしマネージャーは本日は既に帰ってしまった後。つまり5日(月曜日)にならないと、マネージャとは話せない。この5日分、チャージされるだろうか?
すぐにそのカップルへ電話をした。彼らは契約のことをあまりわかっていなかったらしい。私が30日前に知らせなければいけないこと、彼らが引き継ぐと言ったので私たちは契約終了通知を撤回してしまったこと、それにより5日分チャージされる可能性があること、を伝えた。
どうなるかは分からないが、とりあえずそのカップルと一緒に月曜日にマネージャに会いに行くことにした。5日分チャージされてしまった場合、私とルームメイトは彼らに請求することにしているが、これ対して彼らは法的な支払い義務はないと思われる。つまり口約束だったからである。彼らはまだ新しい部屋を契約してはいないようだが、どうなるかは分からない。とりあえず、今からやはり契約終了します、と書いた紙をマネージャーのポストに入れてこようと思う。とりあえず今日の日付ということで。全くもう、仕事を増やしてくれて!
この件から学んだことは、口約束ではどうにもならないということ。いつもなら完全にDepositをもらうのだが、わざわざ契約をしに行ったため、そして日本人の夫婦だったために安心しきってそのことについて話すのを忘れてしまったわけだ。おまけに私たちも彼らのために部屋を確保した方がいいと思い(今、このアパートに空いている部屋はないので)契約の終了を取り消してしまったのだ。ルームメイトと私が彼らからDepositをもらっておかなかったのが悪いのだ。それにしても困っていてどうしてもすぐに決めたいということだったので、契約終了を撤回した“あげた”のに、という感じである。しかし、Depositをもらったわけではないし、紙に書いた同意書があるわけでもない。恐らく裁判では勝てないだろう。もちろん訴えるわけではないが。
とにかく月曜日にマネージャとよく話をしてみないと。
私たちにしてみれば、余計な仕事を増やしてくれて、とても迷惑な話である。彼らとの話さえなければルームメイトと私はもう問題がなかったはずなのに。私は今日せっかくこれから移る部屋が決まったのに、素直に喜べないではないか。全くもう!
教訓。口約束は何も当てにならない。これに懲りて、今後はしっかりとDepositをもらうこと。