先週で働いていたレストランを止め、今日から新しいレストランへ行き始めた。それほど忙しくはなかったが、ウェイトレス、ウェイターが合計4人。うーん、前のレストランなら二人でどうにかするくらいの店の広さと、お客の入りだった。かなーりゆるーい感じ。
何せ寿司シェフがいろいろと食べさせてくれる。そうするとウェイトレスは皆順番に座って食べたりできちゃうのだ。お客さんがいるにも関わらず。ジュースもお客さんの前だろうが飲み放題。自分の紙コップを持って、ウェイトレスがふらふらしていたりする。
前のレストランはオーナーが日本人、奥さんが韓国人で、結構口うるさかった。なので長続きできたのは、30歳を越えた日本人だけだった。あ、ローラは21歳のアメリカ人だったけれど、彼女は気配りが行き届いた女の子だったから特別。
今度のレストランでは、今日はアメリカ人の若い女の子が二人と韓国人の男の子が一人。寿司シェフは3人で全て韓国人。オーナーも韓国人。キッチンも韓国人。そしてお決まりのごとく、お皿洗いはヒスパニックの人(年配の人は全く英語が話せないようだ)。
アメリカ人女の子たちはあんまりやる気がない。今時の子たちだ。すぐに座って休憩してしまう。自分で食べた後もテーブルは汚したまま。絶対に日本のレストランでは、働けないだろう。ま、アメリカだからいいのだけれど。話をしていたら、何と高校を卒業したばかりと言うのでびっくりしてしまった。どうりで…。
相変わらず韓国人は人の歳ばかり聞きたがる。でもまぁ、いい人たちだった。おなかすいた?と聞かれたから、韓国語で「おなかすいた。」と答えたら、手巻き寿司を作ってくれた。イクラが好き、とそのちょっと前に答えていたところ、びっくりするくらいてんこもりのイクラを入れて作ってくれた。その他にも、ちょっと年配の韓国人のシェフがスパイシーなお寿司を作ってくれた。おいしかった。帰りはどうせ捨てちゃうからということで、味噌汁と枝豆をもらってきた。まかないは出ないのだが、おなかがいっぱいになって帰ってきた。
オーナーも韓国の人にしては、珍しく穏やかなにこにこした方である。予想したほどお客さんの数はいなかったので、それほどチップがもらえるかどうかは分からないが(私は今日と明日はトレーニングなのでもらえないのだ。)、平和に働けそうな感じがした。そしてこんなにいろいろもらえるのなら、かなり嬉しい。だって「イクラ」だし!
それに着物を着なくて済むのがラク。パンツの方が動きやすいし、渡された黒いシャツで家から出勤してしまえばいい。家からも近くなったし、学校からも側。(近所なので、学校の先生も来ていた。)ガソリン代や通勤時間、着替える時間を考えると、新しい店の方がいいかも。しかもこの超ゆるゆる働きモード。前のレストランでの厳しさ(多分日本では標準だが。)とは雲泥の差だ。あまり夜テンパって仕事をすると、次の日の授業に差し障るので、このゆるりモードはかなりありがたい。
ま、今日は初日だったので、何ともまだ言えないのだが、想像していたよりもいい印象だった。明日は金曜日。混むかなー?